高音の入り方　テクニック 

素晴らしかったです。ありがとうございます。ロフォレーゼ様は高音を下を向いて歌っておられます。そんな歌手は初めて見ました。

Thankyou for introducing me to that singer / teacher. Those powerful high notes, even at old age... It has almost vanished today. (speaking of Lo Forese. i already knew Björling, of course ;) )

ビョルリンクについての先生のご指摘の点はキャリア後半に顕著かと思います。ビョルリンクは中間音からの処理が甘いような気がします。若い時は筋肉も柔軟ですから苦労なく入れたのでは。もう少し下から声をたたんで行けば上手く入れる様な気がします。メトでは兎に角ゴージャスな高音が求められるのでその犠牲者の一人かもしれませんね。ただアングロサクソンは過度なヴィブラートを嫌うと言われていますがビョルリンクが受けたのは少し不思議な感じです。フィッシャー・ディースカウの言葉でビョルリンクを評して、あれは歌手ではない。神であった。みたいなのがあったと思いますが、あの燦々と降り注ぐ美声の前では多少の欠点は見えなくなってしまうのでしょう。