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150年ぶりの“得度式” 岐阜県から移住した男性が1200年の歴史を未来へとつなぐ 

KUTVテレビ高知
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高知市の寺で僧侶になるための正式な儀式、得度式(とくどしき)がおよそ150年ぶりに行われました。岐阜県から移住した男性が1200年以上の歴史を持つ寺を未来へとつなぎます。
得度式が行われたのは高知市の宗安禅寺です。得度式は僧侶になるための正式な儀式で、28日、藤原明源(ふじわら・みょうげん)住職から弟子の波多野明徳(はたの・みょうとく)さんに衣、袈裟、坐具など僧侶として生きていくために必要なものが手渡されました。
平安時代に開かれ、1200年以上の歴史を刻んできたという宗安禅寺。寺が所蔵する60年に一度しか御開帳されない不動明王は、国の重要文化財に指定されています。
現在72歳の藤原住職はこの歴史ある寺を守るため、長年、弟子を探していたといいます。
(宗安禅寺 藤原明源 住職)
「20年余り弟子を探していたんですけど、なかなか決まらなくて、今回、やっと波多野明徳さんがやりたいという強い固い信念でうちの門をたたいて、いま修行中で、今回、みなさんのご協力のもと得度式ができた」
弟子の波多野さんは岐阜県出身。県内の寺を手伝っていたところ藤原住職と出会ったことがきっかけで宗安禅寺の修行僧となりました。
(修行僧となった 波多野明徳さん)
「高知のみなさんは明るくて、大変よくしていただいているので不安はなく、楽しみにしております。本当に身の引き締まる思いで、私では役不足だとは思いますが、頑張って修行をさせていただいてこようと思っております」
宗安禅寺で得度式を行うのは明治時代以来、147年ぶり。県外から移住してまで修行僧になった波多野さんの大きな決意に、住職が応えました。
(宗安禅寺 藤原明源 住職)
「一寺の和尚が弟子を育てるのは大変な時代。なかなか弟子が育たないもんですから、いままで行ってこなかった。彼は全くの素人ですから、家族もあるし、正式に得度式を行ってあげたいという気持ちが湧いた」
(リポート:村山まや)
「およそ150年ぶりの得度式に合わせて新しく生まれ変わったものがあります。それがあちらの本堂の屋根です。地震対策としてこれまでの重い瓦から軽い素材に吹き替えました」
寺院はほとんどが瓦屋根で、能登半島地震でも多くの被害が出ています。今回、屋根をガルバリウム鋼板に変えたことで50トン以上あった重さが1トン以下になり、倒壊の危険性を軽減しました。
(宗安禅寺 藤原明源 住職)
「いつ南海トラフ地震がきてもいいように、準備万端にしておきたいという考えのもと、優美な屋根ができたということで誠に住職としてはありがたい限りです」
長い間、地域に人たちとともに歩んできた宗安禅寺が、また新たな歴史を刻んでいきます。

Опубликовано:

 

13 окт 2024

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Комментарии : 1   
@JRT800
@JRT800 3 месяца назад
前回は明治初期ね
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