曲/絵・蒼野 澄人
歌・VOCALOID:AI SAHARA
語・波音りつ(クイーン)
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退屈な日々を過ごしている、
そんな事に気が付いたとしても、
明日の事なんて何も見えない、
そう、暗闇の中に光る、子猫の瞳の様に、
ただただ、ぬくもりを探していた。
小さな瞳の奥に映るのは
笑えない残酷な物語
冷たい雨が降り続けるそんな時
寒く無い、そう声をかけてくれた、
ひとがいた....
愛されてみたいだけ
少しだけ夢をみて
私の冷たい手包み込み
何時までも”ソバニイルヨ”と
私の裸体を抱きしめて微笑んでた、雨の夜
小さな瞳の奥に映るのは
笑えない残酷な物語
汗ばむ夏の夜
星空を見上げて貴方が囁いた
君を幸せにするよ、大切にするよ
そう、初めて素敵な時間をすごした
そして、涙も枯れてしまった時に
騙されていただけと
私だけ夢を見て
私の冷たい手、紅く濡れ
何時までも”ソバニイテヨ”と
貴方の骸、抱きしめて微笑んでた”天(あめ)の夜”
狂った瞳の奥に映るのは
戻れない、ありふれた物語
真っ白な部屋で一人目覚め
静かに階段を見つめる時
笑えない物語の始まりを思い出す
そして、貴方はたぶん、ほほ笑むのだろう
そう、わたしもほほ笑んでいた
12 окт 2024