2015年に世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」。その内容を紹介する「産業遺産情報センター」(東京・新宿)が今年3月に開設されたが、遺産を構成する23遺跡の一つ端島(通称・軍艦島)をめぐり、朝鮮半島出身者による強制労働があったことを主張する韓国や一部の日本メディアがセンターの展示内容を批判している。なかでも、10月16日にNHKが放送した「実感ドドド! 追憶の島~ゆれる“歴史継承”~」(九州沖縄地方での放送)は、加藤康子センター長が丁寧に取材に応じたものの、放送された番組内容は加藤氏や情報センターが「歴史を美化している」という印象を与えるものだった。加藤氏は「真意を歪められた」とし、多くの人に真意を正確に理解してもらうためにNHKの取材に応じた際の動画を公開(youtube番組「軍艦島の真実 朝鮮人徴用工の検証」)。この動画公開を受け、月刊正論編集長の田北真樹子があらためて加藤センター長に動画公開の背景などについて話を聞いた。収録は産業遺産情報センターで行われた。
17 сен 2024