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182回目『赤座エビ・大根・リンゴの生姜とアップルビネガー風味』 

料理4000種類!【東陽町 七厘家】
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【赤座エビ・大根・リンゴの生姜とアップルビネガー風味】900円
まず最初に、お断りしておきますと、サムネにもありますように、青い、水色の花が飾られています。
これなんですが、撮影した時、ちょうど飾りのエディブルフラワーに、はまっておりまして、フレンチ、イタリアン系には、よく乗せていましたが、この日、あまり良いのがなくて、
「まあ、撮影だけだし、食べられる花でなくてもいいや」
という事で、近所のスーパーの、生花売場に寄りまして、店に行く前に購入しましたが、この鮮やかな水色に魅せられ、こちらを買ったのですが、撮影も、完全に終了した後で、気付きました。
この水色の花は、『造花』でした。
お客様に、お出しするお料理には、必ずエディブルフラワーを使っております。
もし皿に、花が飾られていましたら、それは、必ず『食べられる』花を乗せていますので、ご安心下さい。
さて、お料理の方ですが、まずは、リンゴのビネガーに砂糖と生姜を混ぜ、ハチミツと赤ワインビネガーを混ぜておきます。
スカンピは、すぐに火が入っちゃうので、まずは野菜から加熱するわけですが、砂糖を入れて、よく下茹でしてから、少しソテーして、リンゴのビネガーの方から、入れて、酸味を飛ばしたら、赤ワインビネガーの方を投入、ハチミツの効果もあり、少し粘度が出ます。
エビは、ただ焼くだけですが、よく加熱された甘酸っぱい野菜を、ソースにして、一緒に召し上がって頂く感じです。
回想 前回の続き。
こちらでは、最盛期には、12店舗経営したものの、先代の借金3億円を抱え、数々の試練を経験した、色々な思い出を語っています。随筆のようなものです。
興味のある方のみ読んで頂ければ、結構です。
さて税金の滞納が、貯まりすぎてしまい、江東区の税務署では、対応してくれなくなり、国税局に行く事に、なったところまで、書きました。
世の中の、大半の人は、国税局の徴収課なんて行った経験は、ないと思います。
少し説明すると、『特別徴収部門』という所があり、第1部門から、第6くらいまでありまして、この数字に意味はなく、単に人員の管理的なものだと思います。
ある回に、第3部門の誰々さんが担当して、次の回は、第5部門の、誰々さん、次は、第2部門の誰々さん、という感じで、担当者が代わります。
半年に一回くらいだったでしょうか。
正確には、覚えていません。
通知が、送られてきます。
「あ~~⤵️ 来た😖⤵️」
よく、がっかりしたものです。
何回行きましたでしょうか。
忘れましたが、7、8回かな。
かなり広い部屋の中が、1人ずつ話しが出来るように、仕切られています。
完全個室ではなく、まあ、銀行などの対話コーナーのような感じです。
毎回、そうなんですが、担当者は、わりと若い人なんですよね。
上席の人に、何人かの部下がいて、直接の話しは、若い人が行い、あとで上席の人が判断するという事だと思います。
相談に来て下さい、という通知ですが、行ってみれば、相談ではないんですね。
ただ、払え、払えと言われるだけです。
こんな事情なんだ、こうした理由なんだ、と説明しても、
なるほど、わかった。少し待ちましょう、という事は、ありません。
毎回、毎回、20歳も30歳も、若い人に、ボロクソに言われました。
でも物理的に、無理なものは無理ですよね。
例えば、売り上げが、300万なのに、400万の支払いは、できませんよね。
一生懸命に説明して、ギリギリの範囲の約束をするわけです。
しかし、どうしても少しは払わないといけない約束になってしまうわけです。
大変なのは、
「一番古い方から、滞納金を、少しでも払い」
かつ
「新しく発生する消費税は、必ず払わないといけない。」
という事なんですよね。
消費税を、払いきれないから、滞納したわけで、それを確実に払いながら、さらに古い滞納を払う、というのは、単純に考えて、出来るわけがないですよね。
私は、言いました。
『そうすると、物理的に足らないので、別の方に、迷惑をかける事になる。』
家賃が遅れた矢先に、ある店舗の大家さんに、まだその時は、笑顔でしたが、言われたんですね。
『あんたが家賃を払ってくれないと、オレが、固定資産税を払えないんだよ。』
と。
その言葉を思い出し、
『各店舗の大家さんや、取引先、仕入れ先に迷惑をかけたくない。』
『肉屋さんや、八百屋さんに支払いが出来なくなって、そのために肉屋さんが、税金を滞納したら、同じじゃないですか!』
『もう少し、どうにか、情状酌量してもらえないでしょうか。』
一生懸命、話しました。毎回。
何度かは、担当者は、上席に相談に行き、席を立ちます。
でも、毎回ですが、100% わかったとは言いません。
1時間くらい話して、結局、不可能に近い、約束をして帰ってくるわけです。
『新しく発生した税金が、未納だと、江東税務署から連絡が来たら、お店にうかがいまして、レジの中の現金を、とりあえず全部いただきます。』
もう失礼ながら、脅迫に近いですよね。
何年か前に、社会問題になった、商工ローンの取り立ての、
『目玉を売れ』
『腎臓売れ』
の一歩手間、くらいの印象でした。
当時は。
でも、どうしても存続するには、払うしかありません。
程なくして、仕入れ先、給料、銀行、に迷惑をかける事になりました。
色々な事に、話しが派生するので、ここで全部書いて行く事は、できません。
また、それぞれ別の機会に、書きたいと思います。
今回、どうしても、ここで書きたい事を書いて、今回は話しを終了します。
仕切りの中で、担当者と、ああでもない、こうでもないと話しをしていると、となりの話しも、少しは聞こえてきます。
細かい、詳しい内容までは聞こえないですが、なんとなくは、聞こえてくるわけです。
先ほどにも書いたように、担当者が、席を立つ時間もあり、そうすると、ますます聞こえてきます。
ある日の事、となりの席の方が、私より、かなり年長の方でした。
私の担当者は、何回か代わりましたが、それぞれ言い方はキツいし、こちらの話しを了解してくれる事は、1度もありませんでしたし、帰り道には、
『くそう! もし会社が潰れ、もうどうなってもよくなったら、その時は、こいつらの誰か1人くらい、殺してから、首つるわ!』
『自分が首吊る前に、殺してやる!』
と思いました。
物騒な話しで、すみません。
しかし、となりの席の、ご老人の担当者は、私の担当者の誰よりも、キツい言い方をする人間でした。
もともと対等の立場では、ありません。
となりの担当者、本当に若い人で、ご老人からすると、孫、くらいの年齢。
「超」上から目線で、ふんぞり返っていました。
ご老人は、一生懸命に謝っていました。
『申し訳ありません。』
『本当に、申し訳ありません。』
『申し訳ありません。』
私は、自分の事は我慢できますが、ご老人の必死に謝る姿を見て、涙が出そうになりました。
世の中には、悪質な滞納者も、たくさんいるでしょうから、徴収をする人間は、確かに必要だと思います。
しかし、ここに、ちゃんと来て、一生懸命に説明をしようとする人は、そういう悪質な人間ではなく、自分と同じように、懸命に働き、努力をし、でも、不可抗力により、どうしても、うまくいかない、そういう事ではないかな、と思うわけです。
また、以前に書きましたように、年商が、何億円以上の、社長さんが来ているわけですから、どのような分野の方かは、わかりませんが、それなりの規模の法人を経営されているはずです。
若い徴収員は、強い口調で、大声ではないものの、怒鳴るに近いような言い方で、ご老人に、文句を言います。
ご老人は、何回も何回も謝っていました。
次第に、私の感情は高ぶります。
『お前のような若造に、何がわかる』
『一体、どんな人生経験があるというのだ。』
『場所が場所なら、ぶち殺してやる』
頭の中で、怒りが、頂点まで来ていました。
しかし、自分の担当者が、戻ってきました。
ここからは、また集中して、彼と話しをしなければ。
しばらく話しをして、できもしない約束をして、相談は、終わりました。
気がつけば、となりのご老人は、私より先に帰ったようです。
私は、思いました。
新聞や、テレビのニュースで、毎日のように、数々の犯罪が行われています。
自分勝手な犯罪もあれば、恨み、怨恨、仇討ち的なもの。
自分のような、比較的、温厚な性格の人間ですら、激しい怒りを感じ、自分が自ら自害する時は、道連れにしてやる、と思うわけです。
しかし、税務署の徴収員が、殺された、刺された、暴行を受けた、というニュースを見た事がありません。
半年に一回行って、あの広い部屋に満席の人間がきているわけですから、大変な人数が、仕方なく滞納し、徴収員に怒鳴られているわけです。
毎日、毎日、たくさんの人間が。
私の脳ミソに、ある言葉が、浮かびました。
『腐っても鯛』
そうだ、『腐っても社長』だ。
ここにきているのだから、最低でも、年商、何億円の会社を率いている人ばかりだ。最初から出来るわけがないから、少しずつ業績を伸ばしてきた、今は、不振で滞納をしているけれど。
私の会社は何十人のレベルだか、中には、何百人、何千人の従業員を率いている人もいるかもしれない。
そういう人ばかりなんだ。
だから、犯罪は起きない。
たくさんの人間の一番上にいる人は、水準以上の人だ。
そういう人は、他人に暴力を振るわない。
(ただ、どこかの国家のリーダーのような、絶対的権力者は、また違いますが)
そして、自分も、その1人だ。
理性を持とう!
高い意識を!
そして、今すぐには、無理だけど、少しずつ必ず、状態を整えていこう。
なるべく、これ以上、人に迷惑をかけないように。
なにか、自分を戒めるような気持ちを持てました。
滞納しているのは、事実であり、怒りを覚えるのは、逆恨みに過ぎない。
どんな事があろうと、自分に出来る事を全力で取り組もう。
いや、今は、出来ない事も。
出来ない事も、少しでも出来るようにしていこう。
飲食業界に入って、当然、最初は、何も出来なかった。
1つ1つ、出来るようにして、現在がある。
明日からも、うまくいかない事だらけだが、気持ちを振り絞って頑張ろう。
そう思いました。
人間、気持ちを目一杯奮起させなくてはならない時、時には、反骨精神もパワーになります。その時、怒り、不条理な感情もありなのかもしれません。
長くなりました。
私が、この経験で、感じた事を書きました。
我ながら、やや美談になってしまい恐縮です。
本当に今まで、色々な事を経験しました。
大半の人間では、体験出来ないような事を。
このあとの事も、書いていくと、キリがなく、また別の機会にします。
次回は、また全然違う話しを書きたいと思います。
東陽町店主 平田尚也
東陽町 七厘家
【ホームページ】
shichirinnya.owst.jp
【インスタグラム】
/ toyochoshichirinya

Опубликовано:

 

6 авг 2024

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