【さるびあ丸 概要】
●総トン数6,099t / 全長118m / 幅17m / 深さ9.0m(喫水5.4m)/ 航海速力20ノット(約38km/h)
●起工2019.01.29 / 進水2019.11.27 / 竣工2020.06.05 / 就航2020.6.25
●28年間航行した2代目「さるびあ丸」の代替船として、東海汽船では橘丸に続き6年ぶりの新造船となります。
●ネーミングは、多くの方に親しまれ、東海汽船を象徴する「さるびあ丸」の名を継承することといたしました。「さるびあ丸」は、初代・2代目と約半世紀にわたり受け継がれ、多くの方に愛されている名称です。
●カラーリングは美術家の野老朝雄氏に手掛けていただきました。「繋げること」をテーマに幾何学の原理を用いて、伊豆諸島沖を流れる黒潮のような藍色「TOKYOアイランドブルー」で洗練された新しい雰囲気とともに「さるびあ丸」らしい爽やかさを感じるデザインとなっております。
【さるびあ丸 特徴】
●推進システムは橘丸と同じ低速ディーゼル機関の1軸推進によるプロペラと、推進方向が360度自由に変えられる電動アジマス推進器のプロペラを前後に配置し、二重反転させる「タンデムハイブリッド」方式を採用し、推進効率の向上を図り、代替前のさるびあ丸(5,019トン)と比べ、1,080トン増加となりますが、約11.3%の燃費改善が確認されました。
●船首側の横方向推進スラスター(バウスラスター)が1基から2基になり、船尾のアジマス推進器が横方向推進用として活用できることから、離接岸を1航海で最大24回行う本航路においても、その迅速性と安全性も向上いたします。
21 июн 2020