若い頃はここSUGOで開催される全日本クラスのRACEには全て行ったんだけど、ここ最近は自身の体調や仕事の都合に左右され、影響のない観戦を心掛けております。
今年はこのスーパーGTの決勝日のみ、唯一のお楽しみでございます。
早朝6時前に現地に向かいましたが、現地7時過ぎで既に大行列となっており入場まで1時間以上もかかりました(;´・ω・)
RACEは午後から開始なので、まずはイベント会場となるパノラマエリアに行き、各ブースを見て回りました。
予想以上の混雑で、席が無くなることを考え、まずはグランドスタンドの中段あたりに陣を敷き、ウォームアップ走行やスタート前進行などを閲覧。
全て順調に進み決勝も定刻通りスタートしました。
500クラスのポールポジション、8号車ARTA MUGEN NSX-GT(野尻智紀/大湯都史樹)が序盤から快走し、危なげない展開になりそうでしたが、1回目のピット作業で17号車Astemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)にトップの座を奪われます。
そして41周目、最終コーナーから立ち上がったストレートの途中でGT300のマシンからの接触を受け、100号車STANLEY NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)アウト側のガードレールに大クラッシュして赤旗中断となりました。
私がいた位置からはその状態は見えず、場内放送から「当該車両の撮影は禁止」という、これまで聞いたことがないアナウンスに、ドライブしていた山本尚貴選手の容態が心配されました。
また、RACE再開の目処が立たないともアナウンスされ、私自身も精神的に参ってしまい、同行者と相談して、早々に帰路に着くことにしました。
後で山本選手の無事が確認され、RACEも50分後に再開したと聞きました。
しかし、GT500クラスは、17号車Astemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)がトップでチェッカーを受けたが、レース後の車検で『スキッドプロック厚み規定違反』(2023 SUPER GT500 TechR 3.22.4A SKID BLOCK/SKID-PAD)と判定され、失格。
20時05分発表の正式結果にて、2番手でチェッカーを受けた8号車が繰り上がりで優勝。
GT300クラスは18号車UPGARAGE NSX GT3(小林崇志/小出峻)がトップチェッカーを受けたが、レース後の車検で『最低地上高違反』(2023 GTAブルテンNo.50-T菅生大会参加条件)により失格と判定された。
19時30分発表の正式結果にて、2番手でチェッカーを受けた52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰)が繰り上がりで優勝。
トップでチェッカーを受けた両クラスの車両が規定違反で失格なんて、過去にあったんだろうか?
正に「SUGOの魔物が牙を剥いた」のかな(;゚Д゚)
さて、赤旗中断の際の当該車両の撮影禁止ですが、いろいろ考えさせられました。
スマートフォンなどで写真や動画が誰でも簡単に撮影でき、SNS等にすぐ公開できる現代において、その簡単にということが倫理に反することになるケースがあるということなんだと私は認識しました。
映画などには倫理委員会があって審査されますが、インターネット上ではありませんからね。
撮っていいものか、Upしていいものか、被写体に配慮することが必要ですね(((uдu*)ゥンゥン
2 окт 2024