よさこい祭り本番まであと5日、今週はシリーズで注目チームをご紹介します。1回目のきょうは去年、よさこい大賞に輝いた「とらっくよさこい（ちふれ）」です。
今年3連覇を目指す「とらっくよさこいちふれ）」。とらっくよさこいといえば一度見たら忘れない衣装で「魅せる隊列美」です。
去年の衣装は前面には「ハスの花」、背面には「炎と般若」を描き、表と裏の交錯と隊列美が観客の心に刺さりました。
7月26日、高知市の会議室に踊り子たちが集まりました。今年の衣装発表の日。
踊り子：「はじめからすごい楽しみにしているのでわくわくしています」
踊り子：「どこのチームよりも目立つような衣装やったらいいなって思ってます」
果たして今年はー：「今年の衣装はこれだー！]
今年の衣装のモチーフは「ウサギ」と「オオカミ」。
「よいさほいさ」
「まてまてまてまて」
「ゾクゾクゾクゾク」
「ばかしばかされウサギとオオカミ」
踊り子へのサプライズで、実はこの日まで「キツネ」と「タヌキ」がモチーフだったんだとかー
6／15練習デモ音源:「浮世の定めキツネとタヌキ！」
踊り子：「事前に言われていたテーマと全く違う衣装で、すごいびっくりしました」
踊り子：「今年の御喜楽続々っていうテーマ通り、すごいぞくぞくしました」
そう、2024年のテーマは「御喜楽続々」。見ている人をゾクゾクさせたいという思いが込められています。
衣装担当 福島歩美さん：
「追うか追われるかで、追われるものがウサギ、追うものが後ろのオオカミとなっています」「ウサギを目標といいますか、チームの目標っていうのは去年のとらよさなんですが、それを追っている今年のとらよさのオオカミというようなテーマで描いてます」
つまり追われる「ウサギ」が2023年大賞に輝いたとらっく、それを追いかけるオオカミが今年のとらっくということなんです。
さらにこんなこだわりも…
「裏なんですが、ウサギのしっぽがあるんですよ。大福もちじゃないんですよ。これしっぽなんです。目を覚えてください。目がここに実はあるんですね」
この日初めて衣装を着て練習が行われました。振り付けを担当する時久紀恵さんの指導にも熱が入ります。
振付師・時久紀恵さん指導：
「5、6、7と8。3、2。早い。ちょっと待って待って」
「『それしかしらん』の頭の倒し具合が甘かった」
「集中して集中して後ろの人集中して」
手の向きや角度だけでなく、首の倒し具合など細部までこだわり一糸乱れぬ踊りを目指します。ところが…
本番まで11日となったこの日、振り付けの時久さんから衝撃の一言がー
振付師・時久紀恵さん：「振り付けを変えていくので」「ここまでこんなぎりぎりで
大ざっぱに変えるのは初めてだと思います」「テーマに沿った踊りをしたいっていう
スタッフさんの気持ちがすごく熱くて」
踊り子たちは戸惑いながらも必死にくらいついていきます。
踊り子：
「細かいところまで角度を言われるので、そこを合わせていくのが難しいです」
「不安もあるし毎年と比べて体感なんですけど、しんどく感じる」
「去年で2連覇とったから周りにも期待されている分期待以上のことをやりたいです」
「よいさほいさ」
2024年は踊り子150人のうち3分の1がチーム初参加です。
チーム初参加踊り子：
「楽しいね。めっちゃ楽しい。難しいし、厳しいところもあるけど、それを本番のみんながそろえる。その感動を与えてくれるためにちょっと厳しく、その愛がこもった練習をしてくれて楽しいです」
2024年にかける特別な思いがありました。
とらっくよさこい（ちふれ）川村浩平代表：
「とらっくよさこい今年で10周年を迎える節目の年になります。そしてやっぱりよさこい大賞が3連覇というところもありますんで、やっぱり目指すはてっぺんもありますけど、お客さんと踊り子の一体感。そこを一番目指してですね」
「お客さんをですねゾクゾクさせたいと思っております。」
わっしょい
「とらっくよさこい（ちふれ）元気あるか？」
「おー！」
「わっしょい3連発いくぜー」
「わっしょい」
目指すはてっぺん！踊り子やスタッフの熱い思いをのせてお城下をとらっく色に
染めていきます。
よさこいシリーズ企画あすは「静」と「動」の踊りで観客を魅了する「十人十彩」です。
そして、2024年もさんさんテレビはよさこい祭りの本番2日間はりまや橋競演場から熱い演舞の模様を生中継でお伝えします。ゲストは島崎和歌子さんと三山ひろしさんです。こちらもぜひご覧ください。
12 сен 2024
