河口湖から富士山方向に200m程度上って行った富士北麓に富士河口湖町のキャンプ場「創造の森」が有ります。創造の森のカラ松林の中には多くの三つ葉ツツジや富士桜が有り春には競うように咲き誇ります。数年前から一部のカラ松が伐採されて富士山の眺望が良くなりました。しかし、未だに切り株が残った状態ですし、カラ松を切ったせいで環境が大きく変わったせいか、肝心の三葉ツツジや富士桜の元気がなくなってしまいました。新しい苗も植えられてこれから改善されていくと思います。富士桜や三つ葉ツツジが元のように元気になり、地面の整備も行われれば、将来素晴らしい眺望の場所になると思います。
「三つ葉ツツジ」:ミツバツツジは、関東から中部に分布する落葉低木で、和風、洋風どちらの庭にもマッチする植物です。ツツジやシャクナゲの仲間で、枝先に3枚のひし形の葉をつける落葉種が、一般にミツバツツジ類と呼ばれており、紫色の花を咲かせ、開花後に葉が出るのが特徴です。
「富士桜」:関東周辺の山野に分布する桜の品種。富士山周辺によく見られるので、富士桜(フジザクラ)と呼ばれます。直径2~3cmの白~淡いピンク色の小輪一重の花を下向きに咲かせます。樹形が小型にまとまり花つきがよいので、鉢植えや狭い庭に向き、盆栽にも利用されます。
17 сен 2024