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2024 鈴木巌門下生によるギタージョイント コンサート/2024 Guitar joint concert by disciples of Iwao Suzuki 

Yuji Takagi
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鈴木巌門下生によるギタージョイントコンサート
♪ギターで巡る民謡の世界♪
現代ギター音楽協会第58回定期演奏会
ルーテル市ヶ谷  2024年6月16日  16時開演
出演:五條堀岳・岡田泰孝・高木裕治・渡部鈴子・小野孝
2024 Guitar joint concert by disciples of Iwao Suzuki
♪The World of Folk Songs on Guitar♪
The 58th Regular Concert of Contemporary Guitar Music Society
2024.06.16 Lutheran Ichigaya Center, Tokyo
Takeshi Gojobori, Yasutaka Okada, Yuji Takagi, Suzuko Watabe, Yasushi Ono
00:00:22 はじめに(高木)
00:03:17 鈴木巌 組曲アイヌより祈りと踊り(岡田・高木)
F.カルリ 3つのデュオop.146よりⅡ・Ⅲ(渡部・五條堀)
00:14:10 Ⅱ ラルゴとロンド・アレグレット ニ長調
00:20:38 Ⅲ アンダンテ・ソステヌートとロンド・ポコ・アレグレット・クオジ・アンダンテ ト長調
鈴木巌編曲 3つの日本の歌(小野)
00:30:00  ねんにゃこころちゃこ(秋田県)
00:33:56  ひつんなゆささげ(沖縄県・宮古)
00:37:02  コキリコの唄(富山県)
00:44:40 C.ドメニコーニ コユンババ(五條堀)
休憩
J.カルドーソ 南米組曲より(岡田) 
01:01:03 ペルーのワルツ
01:03:36 サンバとウエジャ
01:03:36 ベネズエラワルツ
H.ヴィラ=ロボス ブラジル民謡組曲より(高木)
01:11:59 ワルツ・ショーロ
01:16:55 ショティシュ・ショーロ
01:20:39 ショリーニョ
合奏 鈴木巌「中南米組曲」より
01:30:23 小さな星の如く
01:33:02 馬子歌
01:38:48 エストレリータ
アンコール
01:44:09 鈴木巌「中南米組曲」より サパテオ
【プログラムノートより】
曲目解説
組曲「アイヌ」より 祈り・踊り 鈴木巌 (岡田泰孝・高木裕治)
 鈴木巌作曲の組曲「アイヌ」は「祈り」「踊り」「祭り」の3楽章からなり、1958年10月、小田原市民ホールで鈴木巌と津田正治の演奏により初演されました。国内の演奏旅行を数多く行い、その中で訪れた北海道の大自然の風景、そして、鈴木巌が何度も読んだと言う、アイヌの口承文芸である動植物のカムイ(神)が語る「カムイユカラ」、神々の物語を綴った長編叙事詩「オイナユカラ」に曲想を得て作られたのがこの組曲「アイヌ」です。本日はこの中から「祈り」「踊り」を演奏いたします。
3つのデュオよりⅡ・Ⅲ F.カルリ (渡部鈴子・五條堀岳史)
 民族音楽というと、ヨーロッパのクラシック音楽以外の、世界各地の民族の音楽を指すことが多いようです。ただ、日本、中央アジア、南米の音楽が並ぶこの演奏会の中では、クラシック音楽も、ヨーロッパという一地域の民族音楽といってみても良さそうです。もちろん、ヨーロッパの中でもいろいろな音楽がありますが、カルリが生まれたイタリアの音楽は、オペラが生まれた地にふさわしく、歌が印象的な軽やかな特徴をもっているように感じます。この二重奏はサロン音楽のような雰囲気の曲ですが、イタリア音楽の特徴をしっかりと持った楽しい曲になっています。
三つの日本の歌  鈴木巌編曲 (小野孝)
  ねんにゃこころちゃこ(秋田県)
  ひつんなゆささげ(沖縄・宮古)
  こきりこの唄(富山県)" 鈴木巌編曲
 前々回の定期演奏会に続き、1977年に全音楽譜から出版された曲集「ギターによる日本の歌」から3曲を演奏します。「ねんにゃこころちゃこ」は、こたつのそばで丸くなって寝ている猫になぞらえて子供をあやし寝かしつけるほほえましい歌詞でいかにも東北らしい旋律の秋田県の子守唄です。「ひつんなゆささげ」は、「つなをゆらせ」とでも言う意味の沖縄県・宮古のブランコ遊び歌で、二人の子供が仲よくおしゃべりをしながらブランコ遊びをしている情景が浮かびます。「コキリコの唄」は、短く切った竹を両手に持ってカチカチ鳴らしながら踊る富山県の民謡です。
コユンババ C.ドメニコーニ (五條堀岳史)
 コユンババは、イタリアのギタリスト、作曲家のであるカルロ・ドメニコーニが作曲しました。ドメニコーニ自身はトルコの音楽をイメージした曲と言っていますが、コユンババという不思議な曲名は中央アジアの言葉に由来するようです。昨年の鈴木巌記念コンサートにウイグルからゲストで来ていた人の話では、コユンが羊、ババが父という意味だそうで、日本語に翻訳すると羊飼いというのがぴったりしそうです。トルコに住む人には、ウイグルの方から来た人たちの子孫もたくさんいて、意味の通じる言葉もあるのだそうです。ということで、曲想も、トルコの中でもイスタンブールのようなところでなく、中央アジアを思い起こさせます。弦楽器の故郷ともいわれる中央アジアの民族音楽をモチーフにしたこの曲は、鈴木巌先生が好んで弾いていた曲の一つでした。
南米組曲より J.カルドーソ  (岡田泰孝)
  ペルーのワルツ サンバとウエジャ ベネズエラのワルツ
 南アメリカは15世紀以降、たくさんの白人、黒人が移住してきました。そして彼らと先住民が共に生活することにより血と文化が混さり合いました。それに伴いサンバやタンゴなどさまざまなジャンルの音楽が生まれました。アンデス地方を中心にそれ以前からあったフォルクローレも影響を受けていくつかの新たなリズム形式が加わりました。この作品は南米10ヵ国にそれぞれ根づいている音楽をもとに作曲したものを集めた組曲です。今日はその中から「ペルーのワルツ」、アルゼンチンの「サンバとウエジャ」「ベネズエラのワルツ」を演奏いたします。2曲目のサンバとウエジャはどちらもアルゼンチン北西部のゆったりとした民俗舞曲です。このサンバはZAMBAと書き、ブラジルのサンバSAMBAとは異なるものです。作曲者のホルへ・カルドーソ(1949~)はアルゼンチンのギタリスト・作曲家です。
「ブラジル民謡集」より  H.ヴィラ=ロボス  (高木裕治)
  マズルカ・ショーロ、ショティッシュ・ショーロ、ショリーニョ
 1887年ブラジルのリオ・デ・ジャネイロに生れたヴィラ゠ロボスはラテンアメリカの生んだ20世紀の重要な作曲家の一人です。多岐に渡る作品は千を超えると言われますが、彼のギター音楽は、自身がこの楽器にも親しんでいたために、抜群に演奏効果のあがるものになっています。「ブラジル民謡集」は5曲からなる曲集で、いずれの曲にもショーロと言う名前がついています。ショー口は19世紀後半にリオ・デ・ジャネイロで始まりました。初めは、フルート、ギター、カヴァキーニョ(小型4弦撥弦楽器)で、ワルツやマズルカなどヨーロッパのダンス音楽を演奏するスタイルを指しましたが、後に南米のリズムと結びついて、豊かな旋律と共にブラジル特有の音楽となりました。ショーロは今年3月、ブラジルの無形文化財として登録されています。
合奏
「中南米民謡シリーズ第1集、第2集」より  鈴木巌
  小さな星の如く・馬子歌・エストレリータ
 「中南米のうた」は、1981年のジョイントコンサートで第1集を、翌1982年に第2集を初演以来、89年、02年、09年、17年、18年と公演してまいりました。中南米には美しい旋律を持った民謡が数多く有ります。最初の「小さな星の如く」はベネズエラの軽快なワルツです。2曲目は、アルゼンチンフォルクロアの巨人、アタウアルパ・ユパンキの馬子歌(実はリャーマ)です。南米インディオ独特の五音階による此の曲は、美しく静かな旋律があたかも日本の民謡の様に思える親しさと懐かしさがあります。3曲目のエストレリータはメキシコの大作曲家マヌエル・ポンセの著名な歌曲です。(鈴木巌:過去のプログラムより再構成)
◆或る日◆ 鈴木巌(2009年ジョイントコンサートプログラムより)
 小学校五年生のK君のレッスン。イ長調のエチュードの最後の部分。左人差指で②弦の2フレット、小指で①弦の5フレットを夫々同時に押さえた音に⑤弦の開放弦を加えた音で終わる。指は開くが音が出せる迄指に力を入れると、小指が5フレットから4フレットにズッコケてしまう。何度やっても小指がズレてしまう。手が小さいので仕方が無いが、「もう少しだ、ガンバレ」何度か私が言う。K君は鼻の頭に汗を浮かべ、口を曲げて歯を食いしばり、何度も挑戦するがやはりダメ。「あと半音だ、ガンバレ」と私が言うと、K君は口惜しそうな顔をして私を見上げて言ったものだ、「半音ぐらい良じゃないか!」まわりで見ていた他の生徒達は大爆笑。「半音ぐらいどうでも良かったら何でも弾けるなあ、K君良い事言うよ」しばらく笑いが収まらなかった。私も笑いながら返す言葉が無かった。ジョイントコンサート第一回公演後、1965年春先の事であった。あれから45年、K君は50歳台になっている筈だ。現在の私の教室はジョイントのメンバーは勿論、若者、中年、高年と、年齢は多彩だが皆和やかに楽しみながらギターを弾いている。うまい、へたは問題としない。自分が今日より明日。来週、来月と続けていくうちに、曲らしくなってくる喜びと、達成感。更に磨きをかけようとする意欲が涌き上ってくる。此れの繰り返しが人生そのものの様な気がしているに違いない。大分前からレッスン後生徒達と酒を飲む事が多くなって来た。此れ又楽しからずやである。
演奏者プロフィール
小野 孝
1970年ギターを鈴木巌に師事。1977年~1988年、2013年~、ジョイントコンサートに出演。地域でギター独奏のほかフルートやヴァイオリンとのアンサンブルを行う。現代ギター音楽協会会員、品川クラシック音楽協会会員。
渡部鈴子
横浜生まれ。14才の頃よりギターを始め、1971年より鈴木巌先生に師事。 1975年から1977年の三年間と2007年から 2013年の七年間、ジョイントコンサートメンバーとして出演。2022年ジョイントメンバーとして出演。 2022年ジョイントメンバーとして復活。現代ギター音楽協会会員。
高木裕治
1980年より鈴木巌に師事。1985年よりジョイントコンサートに出演。2015年、高木裕治・鈴木巌ギター・ジョイントコンサート、そのほか、横浜、東京、名古屋、大阪、神戸でコンサートをを行う。1986年、神奈川新人ギタリストオーディション合格。現代ギター音楽協会、神奈川ギター協会、品川クラシック音楽協会、各会員。
岡田泰孝
1993年に鈴木ギター教室に入門。1996年から鈴木巌門下生によるジョイントコンサートに参加。1997年、鈴木先生に同行しヴァイカースハイム音楽祭(ドイツ)に参加。2008年、岡田泰孝・鈴木蔵ギター・ジョイントコンサートを行う。2018年、中国の上海、ウルムチに演奏旅行に行く。
五條堀岳史
1981年福岡県福岡市生まれ。2001年に大学進学のため上京し、以後、輸木蔵、塩谷牧子に師事。アマチュアとしてギター演奏を楽しむ傍ら、鈴木蔵が遺した楽譜や書籍などの資料を自宅で預かって保管している。保管している資料は後年のためきちんと整理しておきたいと思っているものの、そのためのまとまった時間を作れないのが最近の悩み。

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6 сен 2024

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