岐阜県高山市の中学生が伝統の「遠足」に挑戦しました。遠足としては超規格外なその内容とは…。
スタートと同時に全力疾走していく生徒もいますが、あくまで「遠足」です。
これは高山市立国府中学校で30年以上前から続く伝統行事、その名も「ウルトラ遠足」
高校受験などを控えた3年生に心と体を鍛えてもらおうと、毎年行われているもので、コースは、なんとフルマラソンと同じ距離の42.195キロ。規格外の遠足なんです。
ことしは3年生88人が午前6時半に高山市丹生川町を出発。途中に設置された休憩所で水やお菓子を補給しながら、それぞれのペースでゴールの中学校を目指します。
参加した男子生徒は…。
「意外と足も痛くて、仲間がいないと一人じゃ歩けない」
「仲間あってこその遠足だと思う。支え合って頑張っていきたい」
そして、スタートから約3時間半後…。
トップでゴールしたのはフルマラソンの状態で最後まで走りきった陸上部の谷口諒真くん。
(トップでゴールした 谷口諒真くん)
「受験にも、この経験を生かしていきたい。(将来は)箱根駅伝とかに出場したい」
「ウルトラ遠足」は午後5時すぎまで行われ、その後、ほかの生徒たちも次々にゴールイン。
(ゴールした生徒)
「足がヤバかったです」
「(Q:途中でやめようとは?)思いました」
「(Q:どうして頑張れた?)ゴールがあったから」
中学校生活の特別な思い出になったようでした。
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20 сен 2024