[30 min BGM] The stray cat aimed for space / Sharou [Official] 

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この音楽の不思議な魅力のせいで中々動画閉じれないし、無事にフルタイム聴けてもまた流しちゃう。

野良猫は宇宙を目指した 　物心ついた時には既に生きることに必死になっていた。 　ワタシはニンゲンたちの言うところの、所謂「野良猫」というやつらしかった。 　身を寄せ合う家族も仲間も無く、ニンゲンの捨てたゴミを漁りながら、ニンゲンの作り上げた灰色の世界の片隅で一日一日を必死に生き抜いていた。 　そんな生活が終わりを告げたのは、ある冬のことだ。 　その日はなぜか道端にもゴミ箱にも食料になるようなものが転がっておらず、また夜の寒さはワタシの骨に張り付いたような毛皮だけでは到底防ぎ切れるものではなかったから、少しでも暖かいようにとビルとビルの隙間の路地で体を丸めて震えていた。 　ふと、目の前に影が落ちた。 　顔を上げたワタシが目にしたのは、よれた上着を羽織り、無造作に無精ひげを生やした、ともすれば浮浪者にすら見間違えてしまいそうな男が、四角い枠に収まった二つのガラス板を通じてワタシを眺めている姿だった。 　（ニンゲンだ） 　ワタシは反射的にその場を飛び退いた。無論野生の本能によるものでもあったが、一番の理由は母親であった。もう記憶も定かでなく、果たしてその猫が自分の母親だったのかすら確かではない。だが、なんにしろ幼少期のワタシには母と呼べる存在が確かにいたのだ。彼女に教わったのは、この世界での生き方と食べ物の見つけ方、そしてニンゲンの恐ろしさだった。 　男の一挙手一投足を見逃すまいと目を光らせ、警戒心を滲ませるように低く唸るワタシを見て男が弱ったように眉を顰めた。 　「やるよ」 　男がそう呟いて、徐に何か白いものをワタシの目の前に置いた。 　「ちゃんと食えよ」 　男の姿が路地から消える。すぐさま雑踏の中に紛れて見えなくなった。 　ワタシはといえば、目の前のなんともうまそうな匂いのする白い塊から目が離せないでいた。匂いから食べられる物であることはわかっていたし、何かを食べないと命が危ないということは、ワタシ自身が誰よりも知っていた。 　恐る恐る歯を立てると、白い塊は噛んだところからポロリと崩れた。白い塊だと思っていた物は、どうやら白い粒が集まってできた物らしかった。それが米という名前だと知ったのはかなり後になってからである。 　男は次の日も現れた。次の次の日も現れた。そのまた次の日にも現れた。十日が経った頃、ワタシは男のあとをついていってみようと思い立った。産まれてから一年ほどは経っていたとはいえ、まだ思慮浅く単純だったワタシは男がどこかしらに食べ物を大量に抱え込んでいるのではないかと考えたのだ。あとをつけてその場所を突き止め、あわよくばその秘密の食料を全て自分だけのものにしてやろう、などと画策していた。 　計画は驚くほどスムーズに進んだ。何せワタシの住んでいた町では野良の猫など珍しいものではなかったから、ニンゲンに紛れて歩いていてもなんの疑念も抱かれなかったのだ。 　誤算は二つあった。一つは案外簡単に男に見つかってしまったこと。二つ目は男が、ワタシが飼われたがっていると思い込んだことである。 　ワタシ自身、心のどこかで男のことを信用してしまっていたのかも知れない。ワタシが野良猫から所謂「飼い猫」に転身し、新たに名前を貰ったのはその日のうちのことだった。 　ワタシが男の家に上がり込んだ夜、出された食事を一心不乱にかきこむワタシを見ながら、男が笑いながら色々なことを話してくれた。 　男は宇宙についての研究を生業にしていることや、その仕事を志した理由など。 　「子供の頃、生き物は死んだら星になるって信じてたんだ。宇宙飛行士になるのが夢だった。その頃飼ってた猫が死んで、寂しくてもう一回会いたかったからなんだが」 　男はそう言って眉を下げてはにかんだ。ワタシにつけた名前は昔飼っていた猫から取ったらしい。 　それから男は嬉しそうに宇宙についての解説を始めた。猫が相手でも、誰かに話せることが心底楽しいとでも言うように。今思えば、彼はあの時童心にかえっていたのかも知れない。 　男の仕事は外に出なくともできる類いのものらしく、男は昼間にももっぱら家にいることが多かった。朝、男と同じ頃に起き、三度の食事を経て眠りにつく。その間、男の顔を見ないことはなかった。 　そんな生活が何年か続いた。 　もうすっかり鈍ってしまったワタシの野生の勘が、男はもう先が長くないと告げたのは十五年が経とうとした頃だった。ある日、男は突然腹痛を訴え、呻きながら救急車とやらに運ばれていった。ワタシは卒爾の事態に状況が飲み込めず目を白黒とさせるばかりで、何をするでもなく、男が戻ってくるまで、ひとりで過ごしていた。数日が経ち、男が帰ってきた。ワタシを一目見るなり泣きそうな顔をしながらワタシを抱き上げた男の、たった数日でここまで変わるものかと驚くほどに痩せこけた体を見て、男の寿命がもう幾ばくもないことを悟った。後から知ったことだが、男はその時既に大病を患っていたらしかった。それでも、望みの薄い手術のために入院をするより、残された時間をワタシと家で過ごしたいと男は強く医者に訴えたらしい。 　男は日に日に痩せていった。 　食事を摂るのも億劫だといった様子だった。 　ある日を境に、男は仕切りに、俺が死んだら次はもっといい人に飼って貰えよと言うようになった。 　ある日から、男はベッドの上から起き上がれなくなった。 　その日から、ワタシも男のベッドの上を動こうとしなかった。 　ワタシを見ると、泣きながら、もっと長くお前と暮らしたかったなぁと呟く男を見るたびに、男の体にすり寄って応えた。 　それから数日。 　ある朝、ワタシが目を覚ますと男は動かなくなっていた。 　ワタシはベッドの上から動こうとはしなかった。男はもう死んでしまったのだと頭では理解していても、どうしても彼の亡骸の傍らを離れようとは思えなかった。 　どれくらいそうしていただろうか。もう外は日が沈みきっていた。 　そういえば、と。十五年前のあの日、男が嬉しげに語っていた話を思い出した。 　『生き物は死んだら星になるって信じてたんだ』 　あの日の男の笑顔が脳裏に蘇る。 　星とは宇宙にある丸い塊で、宇宙とは空の向こう側にある、とてつもなく広い世界なのだという。 　彼はもう星になってしまったのだろうか。 　ベッドの上から窓へと目をやった。黒いベールの上に小ぶりの真珠でも散りばめたように、無数の星が輝いていた。 　飼い主がいなくなってしまったから、ワタシは最早飼い猫ではない。かといって、新たに飼い主を探す気があるのか、と聞かれれば答えはノーになるだろう。彼のそばでいられるなら、ワタシは野良猫のままでいい。 　（ワタシは依然『野良猫』だ） 　そう宣言するかのように、夜空に広がる数多の輝きを見つめながら、ニャー、と一つ声を上げた。

サムネ自分が思ってた30倍は本気で宇宙目指してて草

このBGM色んなとこで聞くけどこんな洒落た曲名やったんか・・・

1000年先まで残っていてほしい神曲

このためにあるとしか思えない画像。

このBGMすきだったけどタイトル知ってなんか尚更好きになった いいねえ〜

フリー音楽ってどっかで聴いたことあるのに思い出せなくてもやもやする

いっつも思うけど、この人音楽の天才だよなぁ

猫は宇宙を目指した 猫は動く 猫は洋服を着る 猫は宇宙服を手に入れる 猫は宇宙に到達した 猫は英雄として語り継がれる 猫は可愛い

これがNYASA誕生の瞬間か(白目)

夜空見上げて宇宙行きたいなぁって感じかと思ったらがっつり宇宙目指してて草

なんでか分からないけど、この曲を聴いてる時に「野良猫は宇宙を目指した」っていう曲名を見ると何かグッとくるものがある

これの小説とかあったら絶対買うぞ

一人が生み出した音楽が誰でもどこでも聞いたことあるってすごいよね

このBGM聞くと本当に落ち着く

曲の出たし聞いたワイ「あっ、これかぁ！！」

本当にめっちゃいい画像で草

この曲を聴くと、毎日家で為替トレードしてて猫とずっと一緒だった幸せな時間を思い出す。 もう天国に行ってしまったけど、本当は宇宙を目指しているのかな。また会いたいな。

優しくて暖かいのにどこか切なさを感じるなぁ

なんかこれ聞いてると胸が高鳴るよなー 科学とか好きで調べてた好奇心お化けだった頃に戻りたい

Twitterでいい画像見つけたって言ってたから何かと思ったら😂😂

希望にあふれているようにも，その希望を手に入れられなくて諦めているようにも聞こえる 胸をしめつける曲だなぁ

サムネもタイトルも曲調も全て完璧

この曲聞くだけで人生なんとかなる気がして感謝しかない

どこかでこの曲が流れているとすごくビクッと反応してしまう、それほど大好きです。

宇宙飛行士になり宇宙から地球を見た野良猫は、地球に戻ると仲間の野良猫たちを集めた。 そして大勢の前に立つとこう言った。 『地球はにゃおかった』

ゆったりとしたリズムなのに、息が上がるくらい走ってる気持ちになれる。坂道を駆け上がって風を追い越してる感じ……伝われ！

なんでこんな居心地のいい音を作れるんだろ…

切なさを感じさせてくる隠れているようにささやくベルの音。音の展開が変わるごとに時が進んで行くような…神曲ですね。

自分の思った事なので変に思われるかもしれませんが かっこよく、BUMPOFCHICKENのような泥臭さを感じる曲名から出る 綺麗な曲から無限に続く美しい星空を想像して、感動しました。 本当に最高の曲です！ありがとうございました。

どこかで聞いたことある曲にこんなかっこいいタイトルがついてるとは思ってもいなかった

よく色んな動画とか広告で使われてたから、フルで聴きたいと思い頑張って探したら曲名が凄くて、とんでもない神曲だったことがわかった今日この頃

シバター、DJシゲ好きにはたまらん

曲もいいしそれ以上に曲名が素晴らしい この曲名を思い付いた人は天才なんだろう

永遠に聞き続けられる音楽ってジャンルあったら後にも先にもこれが最高傑作だよ

画像が目指しすぎてて草

この曲が1番好きで､､､､！！！ 嬉しすぎます！！！！！

良いbgm作る方はたくさんいるけど、この方の作る曲はすごく特別な感じがする

すごく安心するし、想像力を掻き立てる曲名ですき

落ち着くし、なんか悲しくもなる しゃろうがつくりあげた最高傑作

夜の臨海公園で歩きながら 聴いたら自然と泣けてきたわ… 星空綺麗だったな、

いつ聴いても脳に残る曲

なんだか泣きそうになる曲

曲調と曲名がマッチしすぎて心臓痛い

いつの間にか30分きいてしまうくらい良い曲だなぁ

なんか、人の「努力」を無視しているようで 「天才」って言葉はあまり使いたくないんだけど… 本当に「メロディー作りの天才」だと感じました！ 素晴らしい世界を作ってくれてありがとうございます✨

「野良猫は宇宙を目指した」 「かえるのピアノ」 このふたつはニコニコ時代から息の物凄く長い曲。 特にマイクラゆっくり実況をキッズの頃めちゃめちゃ見てたからすごい耳に残ってる 懐かしいなぁ

宇宙を目指したっていう過去形と、目指したとしか書かれてないから実際に行けたかどうかわからないところに想像を掻き立てられる。夢の中のことかもしれないし。曲名も曲もとても良い作品だと思います。お気に入りです。

これ聞いてると何もかもが結局いい方向に終わるがするから勉強のやる気が出る

最近しゃろうさんのこと知ったんですけど、好きなRU-vidrがずっと使ってるこの曲がまさかしゃろうさんの曲だったとは……！？今めちゃくちゃびっくりしながら聴き惚れてます……

この曲好きすぎてお気に入りの動画見ててBGMにこれがかかると聞き入っちゃってちょっと動画の内容が入ってこなくなるのよね ギターの旋律が美しすぎる

マジで名曲

いつも動画で使ってます！ありがとうございます❗️

君の名はとかこの曲聴くと5年くらい前を思い出す。「あの頃には戻れないんだなぁ…」って泣きそうになる、

野望を持った良き猫は、この世の全ての理を飲み込めるほどの広く闇に包まれた世界に小さな光を求めて旅立つのである。それは過酷で、冷たく光の届かない深淵の旅であり、ただひたすら先を目指す。謎は好奇心を引き立てる物だ、好奇心は我々の知的な物を揺さぶり興味を引き立たせる。目指した先になにがあるかはわからない。でも、わからないから足を止めるのでは答えは見つからない。そう。好奇心のあるままに野望を持った良きパイロットはこの広く未知の溢れる世界に旅立つのだ。 野良猫は宇宙を目指した。　好奇心が君の背中を押すなら、夢や希望が君の手を引っ張ってくれるだろう。

眉間ねこは宇宙を目指した

なんだろうね… 何とも言えない懐かしい気分になる

親や知り合いに否定されすぎて、何やっても失敗のことばかり浮かんでパニックになって勝手に涙出てくるというヤバい精神状態なんだけど、しゃろうさんの音楽を聴いているときはパニックにならずに自然体でいられます。しゃろうさんが、しゃろうさんの音楽が在るからこそ、まだなんとかなってます。 本当にありがとう。

最近辛いことばかりだけど、しゃろうさんの曲を聴くと元気になれます。本当に神曲です。🥲︎

「野良猫は宇宙を目指した」という他には聞かない独特なタイトルだけれど、不思議とこの曲にぴったりなんだよなぁ

構成とか曲の長さとかも全然普通のループものなのにこの満足感。 とってもスコスコ。

どんなに落ち込んでもこの曲を聴くと前向きになれる。本当にありがとう。

なんか友達の家に泊まってるけど帰りたくなった時こんな感じ(語彙力)

宇宙は遠し、げに遠し

いつもなにげなく聞いていたが、これすんごい名曲だｗｗｗ

シ、ゲ伝家の宝刀

曲とは歌詞のあるものと思ってたのに、 メロディーだけなのにずっと、ずっと聴いていられる。 むしろ、ずっと聴いてたい。 素敵な曲に今日もここに来ました。

シバター×HIROYAはこの音楽を通して心が通じ合ったのである。

自分の人生に1つ曲を流せるなら絶対にこの曲を選ぶ。それくらい好き🐱

泣ける ありがとうございます✨

春に野良猫は宇宙を目指した。夏にはMorning、秋には２：２３AMまで夜更かし...そして冬は10℃

曲はもちろんだけど、タイトルつける才能すごい

タイトルかっこよすぎ、、、、

この曲は私の耳に心地よいです、素晴らしい作品です

これ実はこの音楽の裏には宇宙を目指して研究をしてた人がほんとにガリガリの野良猫を拾ってずっと一緒に生きてきてでもその研究者は亡くなっちゃって猫がその宇宙に行くって夢を引き継ぐんだよね。 知らんけど。

タイトルわかんなかった好きなbgm全部この人のチャンネルにあるんだけどもしかしてこの人って天才？(すごい今更)

インストは想像力が無限 歌詞がない分 楽しめて聴いていられる

しゃろうさんのネーミングセンス良すぎ

これがフリー素材なのありがたい

この曲めちゃ聞いてて誰のか探してたらしゃろうさんのって…神かよ

最近、世話をしていた地域ネコが亡くなって、この曲を聴くと切なくなります。

めっちゃ好きです。ずっと聴いてられる。

しゃろうさんの曲聴きながらさ、みなさんのコメント読むのマジで好き。

ほんとに日常と非日常が行き来してる感満載ですごいなぁ

フリーBGMで1番好きな曲です、、！！🙏

努力を積み重ねて頑張っている人が何故か思い浮かんでくる。音楽って凄いな

2:20　猫は将来宇宙へ旅立つことを目指す 5:43 　親からの反対 13:30　諦めようとする 15:40　周りの猫に支えられて生きていることに気づく 18:46　やっぱり宇宙に旅立つんだ！ 21:30　毎日の厳しいトレーニング 25:13　合格内定 27:48　親との別れ 29:35　野良猫は宇宙へ旅立っていった ぼくがいちばん感動したのは野良猫がうちゅうに旅立っていったところです！

よく動画のBGMとかに使われてるけど、タイトル初めて知った！ 未来や自分の将来の夢に向かって真っ直ぐ進むピュアさを感じて、本当に愛おしい。

そのゆくの楽しい記憶が脳裏に蘇ってくる

この曲すごく好き…

文豪やら天才やらがめっちゃ秀逸コメ描いてて感動してたんだけど、アイコンがのばま○のコメが見えた所為で猫が光の1兆倍の速度で地球に突っ込むの想像しちまって吹いた。 ???「猫ってどのくらいの速度で地球にぶつけたら地球破壊できるのかなって思うじゃないですか。」

野良猫は宇宙を目指シ、タ

まさに神曲。天才すぎます。

一番最初のギターだけのとこ、なんか優しくて好き。

これ聞くと一時期流行ってた衝撃〇〇〇なん選！！ってやつ思い出す 地味に好きだった 最近あのシリーズないよね

このエレキの満天の星を表している感じがとても好き。

落ち着くし 学校帰りの電車で聞くのがエモい

圧倒的安心感