4K 空から見る 復興！ 三連水車 (朝倉市) 

福岡県朝倉市の国史跡「三連水車」が6月17日、今季の稼働を始めました。
今年は5年に1度の更新期で、木製部材が全て新調されたとのことです。
7月に入り田植えが終わった頃と思い、新装なった水車を見に行きました。
筑後川から引き込んだ堀川用水路から、この三連水車のみで、毎分約 6トンをくみ上げ、下流にある二つの二連水車とともに計約35ヘクタールの田に水を送るとのこと。
平成二年には、「堀川用水路水車群」として国の史跡文化財に指定。
低い川から高い土地にある田畑へ水を引きたいという、先人の大変な努力と工夫に工夫を重ねた結果が、現代にも十分通用していることに驚きを感じました。
亡くなった中村医師がアフガニスタンで、このかんがい方式を活かして多くの農地に水を供給しているとのことでなおさらです。