被爆者が被爆した場所等で体験を語る被爆証言です。
本人映像とともに被爆当時の写真や絵を多く挿入しました。
・・・森田 宏さん被爆体験・・・
片淵町3丁目で上長崎国民学校5年生。学校の授業はほとんどなく、先生の命令で松脂採集が日課。 8月9日、近くの馬場水道に数百人の負傷者が集まっていた。衣服が肌に食い込んでいる人、真っ裸の人、顔が真っ黒の人、目玉がむき出しの人、浦上から本原越えで来た。大人たちに交じって自宅からバケツと柄杓を持ち出し、負傷者に水を飲ませた。水を飲んだ負傷者は新大工町方面に歩いたが、水を飲んだ後、地べたに座り込んで死んだ人もいた。
◆(公財)長崎平和推進協会
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7 июн 2024