A-10は非常に頑丈に作られており、エンジン一基、垂直尾翼1枚、昇降舵1枚、片方の外翼を失っても飛行可能な設計となっている。
主脚は引き込み時も収容部から一部露出しており、胴体着陸時の機体制御を容易にしつつ、下部の損傷を軽減する。また、脚は支点から前方に引き上げられるため、油圧喪失時に脚を下ろすと風圧でロック位置に引き下ろすことができる。
コックピットと操縦系の主要部は予想される被弾方向や入射角の研究で最適化された12.7-38.1mmの厚さと機体の空虚重量の6%となる408kgの重量を持つチタン装甲で保護される。『バスタブ(浴槽)』とも呼ばれるこの部分は23mm砲のみならず57mm砲でのテストを受けている。着弾の衝撃で装甲内側が剥離した際の破片から保護するために、パイロットに面した部分にケブラー積層材で内張りを施している。キャノピーは防弾のために拡散接合した延伸アクリルで作られており、小火器の攻撃から耐えることができ、内部剥離を起こしにくくなっている。前面風防は20mm砲に耐える。
燃料系・油圧系統、機関砲弾倉などにも施した装甲の総重量は1,010kgに及び、機体重量の17%を占める代わりに高い防御性を発揮する。(Wikipediaより)
2 окт 2024