今回はブラームスのヴァイオリンソナタ第3番ニ短調から第2楽章アダージョをお届けします🎻このソナタは1888年頃、ブラームスが55歳の時に作曲されました。当時ブラームスは、親しかった友人の訃報を受けて、悲しみと同時に人生に孤独感を感じていたそうです。それらがこのソナタにも反映されていて、若い頃のエネルギッシュで情熱的な作風ではなく、深い感情や繊細な心の内側が表現されています。
第2楽章のアダージョは、このソナタの中で唯一の長調の楽章ですが、ただ明るいのではなく、そこにある感情はとても深くて、大切な人や幸せだった日々を思い出し、人生を達観しているように感じます。ブラームスの音楽ならではの深く温かいハーモニーをお楽しみください✨
Johannes Brahms (1833-1897): Violin Sonata in D minor Op.108
II. Adagio
Violin, Yumiko Yumiba
Piano, Jamie Bergin
www.yumiba-sis...
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15 сен 2024