広島県福山市　多量の銭貨が発見された七曲り峠の仁平屋敷跡 

山野町に「七曲り峠」がありますが、この地に民話が残っています。一つは峠でキツネに騙されるという話と、もう一つは仁平屋敷跡付近から多量の銭貨が発見されたという話です。
「七曲トンネル」は1956年に完成し、「新七曲トンネル」は1998年に開通しますが、福山市の資料によると、仁平屋敷跡はトンネルの南出口付近にあるようです。
近くの山にひっそりと「仁平地蔵」が立っていますが、石仏に明和三年（1766年）と記されていることから、かなり昔から言い伝えられていたようです。「仁平地蔵」は峠の往来の安全を静かに見守っているようでした。
※参考資料
www.city.fukuyama.hiroshima.jp/uploaded/attachment/53711.pdf