意外に当時の日本人は気にしなかったのかも。1951年(昭和26年)に始まった手塚治虫の大人気漫画のタイトルも鉄腕アトムですし。アントニオ猪木やカールゴッチが得意技としたジャーマンスープレックスも日本では原爆固めでした。ジャーマンスープレックスはAtomic back hold 通称「原爆攻め」とカールゴッチ(カールクラウザー)初来日(1961年(昭和36年))のときの報道でありました。海外ではAtomic back holdとも呼ばれていましたので日本の記者は「原爆攻め」と名付けました。その後、原爆固めに。猪木の原爆固めは1970年のドリーファンクジュニア戦、それからジャック ブリスコ戦、ストロング小林戦など1970年代では有名な必殺技でした。1990年代から「週刊プロレス」が「原爆被害者に配慮を」という読者の投稿から、「原爆固め」の表記を止めました。