【感想】
Nikon D40は2006年に発売されたエントリークラスのデジタル一眼レフカメラです。610万画素という低画素がゆえ、なんといってもデータが軽い軽い。パソコンを圧迫しないので助かっています。ただし引き延ばしたり、壮大にトリミングすると粗さが目立ちます。
NIKKOR-S.C Auto 50mm f1.4は1972年に発売されたレンズです。単焦点50mmは今も昔も王道中の王道が故、歴代NIKKOR 50mmにはたくさんの種類があります。SとかCとかAutoとかの意味は「S=Septem=7枚構成」「C=コーティング」「Auto=自動絞り」だそうです。
質感は金属の塊って感じで重厚感があります。実際の質量も340gほどあり、見た目以上に重く感じますが、それも含めて所有欲が満たされます。
最短撮影距離は0.6mとあり、現在の感覚では全然寄れないじゃんって思いますが、そこは1972年のレンズなので大目に見ましょう。Nikon D40で使うと焦点距離が75mmなので中望遠くらいです。
開放値がf1.4だけあって壮大にボケます。思っているよりもピントの芯を掴むのが難しい印象を受けますが、単なる技術不足かもしれません。
さて開放ではピントが合っていても収差?滲み?によって激甘です。実際に使うときはある程度絞ると良いでしょう。でもそんな甘さも含めてザ・オールドレンズって感じで良いですね。現行レンズでは絶対に出せない「味」を味わえます。
【撮影機材】
‣ Nikon D40
‣ NIKKOR-S.C Auto 50mm f1.4
‣ OSMO ACTION
26 авг 2024