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NNNドキュメント'98 サラブレッドの丘が泣いている ~競馬繁栄の陰で~ 

Jokkaido JiJi Graphic
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1980年代、バブル経済の真っ只中で湧いた空前の競馬ブーム。
それまでの競馬は、ギャンブル、大損、借金などという、世間からは偏見を持って見られている日陰の存在でした。
しかし投資ブームに沸いたバブル期は、もともとの馬主だけではなく、投資家、不動産で多額の利益を得た地主。政治家やスポーツ選手、芸能人などが税金対策として高い馬を狙って購入。中にはブームに乗らされたOLまでが借金をして馬主になり、サラブレッドの値段が急騰して行ったった時代。
たまたま税金対策で買った高い馬が優勝すると、それがまた宣伝になって「馬に投資すれば必ず儲かる」という話になり、こぞって競馬場へ行く人が増えた。
それが「金余り日本」で起きた競馬ブームです。
それまで影の存在だった競馬は、農水省の外郭団体であるJRAの先導により、メジャーで誰もが楽しめる明るい国際スポーツというキャッチフレーズに改められ、悪いイメージから抜け出そうとします。
誰もが強い馬を求めた先に有ったのが外国産馬。
ジャパンマネーは海外で有名な不動産や企業だけじゃなく、血眼になって世界の市場へ買いに行きます。
一方、日本の競馬を影で支えてきた北海道静内町や、浦河町にある小規模な競走馬の生産農家でも、その恩恵を受けていました。
JRAが振興対策として必ず馬を買ってくれる。
赤字にはならない。
業界全体にお金が回る仕組みになっていた安心感が、努力と意欲を失わせていく結果に繋がっていきます。
1990年。バブル経済が破綻すると、それまで世の中に回っていたお金は幻だった事になり、投資とされていた借金は回収されます。
誰もが金を出さなくなり、バブルで買ったものの価値は下がる一方。借金の回収だけが世の中に起こります。
バブル経済が日本に残したもの。
慎重になりすぎて何もしなくなった日本は、国際競争力を年々下げていきます。
長期不況。リストラ。収入格差。。。
日本が二分化されて行く事になった原点が、バブル破綻から5年経ったここにもあります。
華々しい競馬ブームの陰で起きていた現実です。
北海道の日高では、毎年沢山のサラブレッドが生まれています。
多くの競馬ファンがロマンを求めて日高を訪れます。
しかし今、寿命を全うできるのは、ひと掴みの馬だけです。
日本全体が浮かれて起こした失策と言われたバブル。
格差のない平和な国。総中流国家。技術大国日本。
馬を輸入した日本は、バブル破綻後に高度な生産技術を海外に移していきます。
世界第2位の経済大国と言われた日本が崩壊して行く始まり、現状が顕著に現われている馬産地日高を例に、バブル破綻から8年。本格的に海外へ目を向け始めた日本。
この先どうして行くべきかを問いかけているドキュメントです。
制作:札幌テレビ放送
放送:日本テレビ NNNドキュメント98(拡大1時間枠)
   NNNドキュメント年間大賞
#競走馬 #日高 #ドキュメント

Опубликовано:

 

7 окт 2024

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Комментарии : 14   
@長谷川-f6z
@長谷川-f6z 4 года назад
懐かしい動画。ありがとうございます
@ノンノン-i9z
@ノンノン-i9z 4 года назад
今はサマーセールも売却率が70%超え(2003年に比べ約3倍)、極端に安い馬も減りましたね。 コロナ不況が心配ですが、生産者の方もこの頃よりは大分経営が好転するようになりました。
@yagamiiorin
@yagamiiorin 4 года назад
ラムタラによって日高が弱体化したのはたしか あの馬の失敗で社台1強に拍車がかかった
@HOKKAIDOJIJIGRAPHIC
@HOKKAIDOJIJIGRAPHIC 4 года назад
こんにちは。 おっしゃる通り、中央競馬においては、この時が大きな節目でしたね。 ありがとうございました。
@イシュカ-m2b
@イシュカ-m2b 5 лет назад
甘いかもしれないけど、どの仕事も普通に頑張ってれば普通に食べていけないとダメだと思う もちろん流行り廃りはあるけど、頑張ってる人が苦しく、おいしいとこ取りしてる人が潤うとか民度が下がるだけな気もする 頑張ってる人が日の目を見れる日本であって欲しい🥺
@HOKKAIDOJIJIGRAPHIC
@HOKKAIDOJIJIGRAPHIC 5 лет назад
こんチワワ🐶 全然甘いとは思いませんよ? それが「向こう三軒両隣」と言っていた昔から日本に根づいていた助け合い精神ですし、政治家や公務員が国として行うべき重要な仕事だからです。 でもそれぞれの人が正当に評価されなくなった時代の象徴として、自分の気に入らない奴を排除する現れの一つが煽り運転かも知れませんね?(笑) 私からの嫌がらせで長い文章を読ませてあげます。ww この取材は、私にとって忘れられないシーンがあります。 本編上では使われませんでしたが、ある後継者の居ない牧場で、ご主人に先立たれた奥さんが、一人で馬をトラックから下ろしている姿を見かけます。 700万で始まった競りの結果は「主取」つまり、売れずに持ち帰るという残念な結果に終わります。 話しかける言葉を失っている私に、「終わりました。。。」とお婆さんから私に話しかけてくれました。 これが現実の出来事なんだと分かっていても、撮影を続ける私の目には涙が。。(笑) せめてもと思い、トラックに乗せるところまでを撮影していると、ずっとカメラが追いかけ回しているから、この馬には何かあるのかな?と思ったのでしょう。外に居た例の安く馬を買う人が集まって来ました。 私は余計な事だと思いましたが、短く事情を説明すると200万で売れたのです。 「諦めていたけど、これで借金せずに、何とか1年暮らせます。」と言うお婆さんの本音が周囲の人に染み渡ります。 そこで私は男たるものを見ました。そしてお婆さんの笑顔を見ます。私は生涯忘れられない感動を受けました。 本当に困った人には何をおいても手を差し伸べる。儲けは別の所から頑張って出せばいいという馬喰精神が、生産地ではまだ残っていたんです。それが日本の家族という小さな所で根付き子供は育ち、下町の工場経営だったり農家。ここで言うならば、亡きご主人が続けてきた牧場を何とか守ろうとする奥さん。売れ残った馬を買う馬喰。僅かな利益で必死に生きる日本の発展を底辺で支えて居た人たちの魂になって、日本という大きな国家になっていたんですね。 バブル経済は日本人の気質をも根底から変えてしまいましたね。 戦後日本の急成長は、共に手を取り合い助け合いながら、業界の後押しを受けて当選した政治家と、政治家の意向によって動く国(官庁)が一体にって、争いなく業界全体。日本の社会全体で発展して行こうという「護送船団方式」という、一定の枠を超えない国内・国際的な競争から守られた特殊な環境下で、平均年収750万円という国民所得を実現させました。 企業は担保価値を上回る融資を銀行から受け、国民はクレジットやサラ金から金を借りて贅沢な暮らしをし続けます。 この異常事態になったバブルという裏付けのない急成長は、日本にある全ての物を投資対象として食い荒らしながら、世界一の金持ちになった事で海外から反感を招きます。 国民はそれまで聞いたことも無かった海外ブランドの製品を手当たり次第に海外旅行をして爆買。住むための家も投資対象になり、住宅は中古でも高騰し続け、もはやサラリーマンには手が届かない。通勤に4時間もかかり、1万円を見せてタクシーを止めないと乗ることが出来ないなど、異常な社会現象が次々に起こってしまいました。 しかし狂乱物価は数年で転機が訪れます。 海外のあらゆる資産を買い漁ったことから、海外からの猛烈な日本叩き。そして日本社会の中に元々潜んでいた弱者保護に対する不満が、護送船団という守られた業界を改め、国際競争の名の元に、頂点に立った者から見下した弱者切り捨て。努力しない者には容赦なく去っていただくという方向に転換します。 実態の無い経済成長は、日銀の介入により急ブレーキがかけられると、一夜にして「今までに貸した金を返せ」という間逆な経済を招き、バブル破綻という言葉を残して日本の経済成長は終りを迎えます。 借金の担保価値は下落し続け、銀行さえも倒産する異常事態を見せられて、企業は相次いで倒産。大資本でさえ経営が悪化すると、一時凌ぎの乗り切り策として「リストラ」という旗印の元に、日本の企業が発展してきた終身雇用制度を捨て、不景気の元で大量解雇が正義のようにまかり通ります。 それでも足りない企業のスリム化は、技術を後進国に売ることで借金返済と倒産の危機を乗り越えます。日本企業の失速をチャンスと見た後進国は、解雇された大量の技術者を高待遇で再雇用し、一気に自国の産業としてシェアを奪いにかかります。。。 日本の失策を契機に経済発展を遂げ勝者となった国は、日本と同じく自国の利益保護優先の政策で得た金を使って日本の議員、マスメディアを始めとする権力者の懐に入り込み、国際社会に対しても日本を貶めるロビー活動を展開します。 そして今、長年政治が取り組んで来なかった結果、窮地に追い込まれる日本での対策は外国人観光客の誘致。これには数多くの問題が起きているにも関わらず、相変わらず何もしない政治。 少子化対策はいつ発動されるのか?外国人に頼る労働力。簡単に「護送船団方式」という言葉を上手に使い、本来日本の発展を根底で支えていた事を否定するグローバリズムで、日本は世界の発展から取り残されている気がしています。 しかし今の日本は、国旗と国歌を自ら禁じる国。そんな国がどこにあるでしょう? 根性論を若い者に押し付け多額の利益を出しながら、外国への訪問時には要らぬ配慮でユニフォームから国旗を外す根性のかけらもない組織が何処の国にありますか? しかし他に任せられる政治家が居ない一強と言われる日本。単なる一時の話題に引き寄せられるだけの有権者。 左右関係なく、言いたい放題で荒稼ぎをしている評論家。 もう何をしてもまともにならない日本に見切りをつけ、2017年に自死した西部邁氏の気持ちが痛いほど分かります。 日本が世界に誇れるものって、実は国旗を掲げ、国家を歌い、家族や友人を大事にし、日本人としての誇りを持っていた先人たちが築いてくれたものばかりで、現代人が残せるものって何なのか。ちょっと考えさせられます。 あらゆる局面で、一握りの権力者のご都合だけが優先され、それが時代であるかのように誤魔化されているだけです。(笑)
@イシュカ-m2b
@イシュカ-m2b 5 лет назад
道ライブ Do-Live そのお婆さんのシーンが見たかった! たかってくる人達は見たくないけど 過去の事は変えられないから仕方ないけど、せめて自分の子供達が普通に暮らせる世ではあって欲しい🥺 都合のいいとこだけじゃなく、見て見ぬフリをしない政治をして貰いたいと願うのはもう無駄!なんて若い世代に言わせたくないですね😔
@HOKKAIDOJIJIGRAPHIC
@HOKKAIDOJIJIGRAPHIC 5 лет назад
おっしゃる通り、無駄だと思って最初から何もしないと、勿論何も起きませんよね。 お婆さんのシーンも同様で、あの日あの場所に行って、あのお婆さんの姿に疑問を持たなかったら・・・。私から近寄って読み解いたから、感動の結末を目にすることが出来たんだと思います。 世襲だったり、エリートだったり、順風満帆に生きてると、文句を言われず、私利私欲を処理する日常だけになり、世の中を不思議に思うことも無く、弱者を怠け者と見下し、何処の国にも有るはずの、身近な助け合い精神を失っている人がトップに君臨した結果が、出来る立場、やらなければならない立場の者が、現実を見て対応しなくなったのが今の日本ですかね? 人々はボランティアと称して人助けに赴きますが、指揮する立場の者からすると、ボランティアなんて都合良く使える無料の労働力としか見ていない。 2020年。オリンピックを間近にして、そんな事まで言われるみっともない日本になってしまいましたね。 私が見たお婆さんの姿より、些細な事かも知れませんが身近な出来事に目配りをしていると、今日はカラオケの音が良いとか。きっと予想もしない素晴らしい感動に出会えると思いますよ? 究極に歳を取ると、春に咲く桜を見て感動するって言います。 翌朝目覚めた事に感謝するって言います。(笑)
@イシュカ-m2b
@イシュカ-m2b 5 лет назад
道ライブ Do-Live え、桜見て感動するし、今年も見れたと泣けてくるのは歳だからだったのか…
@agarisavage4573
@agarisavage4573 4 года назад
私はいつか日本の引退馬をアメリカに連れて行きたい。引退後にのんびりできる環境を作ってあげたい。
@makoima6410
@makoima6410 4 года назад
競馬好きだけど、こう言う現実があるんだなって思った。
@HOKKAIDOJIJIGRAPHIC
@HOKKAIDOJIJIGRAPHIC 4 года назад
こんにちは。 どんなに関わってる人でも、ある方向からしか物事って見えませんからね~。 こういうのも、登場している方たちが映像で語っている通り、またある方向から垣間見えた現実です。 ありがとうございました。
@jwk1028
@jwk1028 4 года назад
ラムタラ産駒糞も走らなかった。
@jwk1028
@jwk1028 4 года назад
馬刺し(T_T)
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