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A film by Tadasuke Kotani
Japan | 2015 | color | 89min | documentary
The film is about Hasselblad Foundation International Award winning photographer Miyako Ishiuchi's encounter with iconic Mexican painter Firda Khalo's personal belongings uncovered 58 years after her death.
By capturing the production process of Oaxaca's traditional embroideries used for the tribal costume that Frida left, a local festival Day of dead as well as a Mexican funeral in a small town, Ishiuch pursues the sign of how Frida lived and depicts the view of life and death in Mexican culture.
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小谷忠典監督作品
日本 | 2015 | カラー | 89分 | ドキュメンタリー
５８年ぶりに姿を現したフリーダ・カーロの遺品たち
遺品と対峙する写真家と、画家であったひとりの女性
記録と記憶を巡るドキュメンタリー
メキシコを代表する女性画家、フリーダ・カーロ。シュルレアリズムの作家としてヨーロッパでも評価されただけでなく、身体の不自由やメキシコの近代化に抗いながら、ひとりの女性として力強く生きたその人生は、今でも多くの人々の共感を呼んでいる。
フリーダの死後５０年を経て、彼女の遺品が封印を解かれた。メキシコ人のキュレーターの発案により、その遺品たちを撮影するプロジェクトが立ち上がり、依頼を受けたのが世界的な写真家・石内都だった。メキシコシティにあるフリーダ・カーロ博物館（青の家）を訪れた石内の前には、フリーダが身に着けていた膨大な数の遺品が一つ一つ並べられていく。伝統衣装、靴、コルセット、医薬品等の遺品たちは、喜びや誇りとともに様々な“痛み”を抱えながらフリーダが生きていた証であると同時に、彼女の記憶をも内包しているようだ。生きることそのものを描き続けた画家の遺品を撮影する石内都の写真には何が写るのだろうか。
撮影された写真は石内によって吟味され、国際的な写真博覧会「パリフォト」で発表される。本作は、フリーダ・カーロが生きていた証、そしてそれらを写し取った写真が、時間と場所を越えて旅をする過程を描く、「記録と記憶」についてのドキュメンタリーである。
5 окт 2024
