点Aを含む△ABCの上部にある小さい三角形の∠Aでない2角の 和は37°+39°=76° ... ① そしてこの和76°は、入射角=反射角なので、この2角と向かい合う、両側の入射角/反射角の和に等しい。... ② すなわち、2つの∠ウを含む、△ABCの下部中央にある2つの小さな三角形の中の、∠ウの向かい側にある、下部の2角の和は、三角形の外角の定理により、76°✕2 。... ③ また、∠ウの向かい側にある、上部の2角の和は、辺AB、辺CA、それぞれの中程に接する、とても小さな三角形の中の、対頂角の関係にある2角の和に等しい。この、両側のとても小さな三角形の上部の2角の和は、②により76° 。また、この2角に相対する下部の2角の和は、入射角=反射角なので、向かい合う入射角/反射角の和に等しい。また、∠B、∠Cをそれぞれ含む、両側の小さい三角形において、∠B+∠C=76°なので、この両側の三角形の下部の、∠B、∠Cでない2角の和は、先の、∠ウの向かい側にある、ABCの下部中央の2つの小さな三角形の上部の2角の対頂角の和に等しく、この2角の和に等しい。 そして、∠B、∠Cをそれぞれ含む両側の小さい三角形の∠B、∠Cでない下部2角の和は、向かい合う入射角/反射角の和、すなわち、③に等しい。 よって、∠ウ=(180°✕2−76°✕2−76°✕2)÷ 2=180°−76°−76°=28° 書き出すとややこしいけど、入試では書き出す必要がないので、こうやって解いてる受験生が多いはず。三角形の内角の和と、与えられた「入射角=反射角亅の知識さえあれば、むちゃくちゃ速く解けるので。