【ごあいさつ】
「天秤棒と同じで、売り手と買い手の心がひとつになったとき　はじめて商売が成り立つのや！」
と幼少のころより
近江の国で丁稚奉公をして天秤棒を担ぎ　叩き上げた初代社長は、初めてのお店を持ったとき　いつも口癖のようにこの言葉を言っていました。
昭和四年（1929）4月荒川区の小台銀座に暖簾分けとして小さな肉屋「近江屋」を開店させましたが　その看板には「お客様のおいしかったが私たちの元気の源です」
と刻んでありました、これが現在に至る近江屋のエネルギーの源なのです。
それから80余年。近江屋牛肉店三代目として日本の台所築地にてその受け継がれた商いの心を今に伝えるべく、よりいっそうの真心をこめて肉一筋に商売をさせていただいております。
これも一重にお客様のご支援、諸先輩方をはじめ皆様のご指導の賜物と心より感謝いたしております。このご縁を通じさらに自分自身の根っこを育てていこうと思っております。今後ともよろしくお願い申し上げます。