今回は宮城道雄作曲《ロンドンの夜の雨》です。
1953年作曲、作曲者がロンドンに訪れたときに聞こえてきた雨の印象を曲にしたものだそうです。
曲は5分ほどと箏曲の中では比較的短めですが、様々な奏法と美しい旋律で弾きごたえも聴きごたえも十分です。
途中、左手のハーモニクスが連続で出てくるところが面白くも難しくもあります。転調がなく最後まで駆け抜けられるのはありがたいです♪
箏の澄んだ音色がよく活きる曲だと思うので、音色の勉強には打ってつけかもしれません!?
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尾上葉月(雅楽璃葉)HP
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19 июл 2021