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物語を書くということは、自分の深いところに降りていって、ある種の没頭した状態になることが必要だ。物語が動いていく時は、もう一人の自分に任せていないとありがちになってしまう。後でゲラを見て「誰が書いたのだろう」とさえ思い、二度と同じものは書けないと思う。それはトールキンも同じだと今回様々な評論を経て知ることができた。
私もトールキンがやってきたように、物語が進んでいきたい道を歩ませてあげたい、そして物語を育てるように書いていきたいと願い続けている。
10 июн 2019