作・演出・芸術監督 金滿里
演奏 蝦名宇摩(津軽三味線)
劇団態変の芸術監督・金滿里による5作目のソロ作品『漆黒の赤』
暗闇の中から生まれる原始の萌芽を身体一つで表現する渾身の舞台。
シーン4「花の思い出」
公演日 2022年3月11日~13日
会場 AI・HALL(伊丹市立演劇ホール)
金滿里
(劇団態変 主宰・芸術監督 舞踊家・演出家)
日本で活躍した韓国古典芸能家・金紅珠の末娘として生まれる。 3 歳でポリオに罹患、全身麻痺の重度身障者となる。
70 年代に盛り上がった障碍者解放運動での活動を経て、1983 年、劇団態変を旗揚げ主宰。
「身体障碍者の障碍そのものを表現力に転じ、未踏の美を創り出すことができる」という芸術思想を掲げ、どこにもない身体表現芸術を創出してきた。 劇団態変では一貫して芸術監督を務め、劇団と自身のソロの作・演出・出演を行っており、今作は 77 作目となる。
1998 年初めてのソロ作品 『ウリ・オモニ』を大野一雄・大野慶人監修で上演。以降、大野慶人監修でソロ作品 3 作品、計 4 作のソロ作品を世に出す。
ワークショップも国内外で開催し、「金滿里身体芸術研究所」で障碍・健常を問わず、広く身体表現指導を行なう。
マレーシアでは、国際交流基金と現地アーティストとのタイアップにより現地の障碍者を舞台に上げる 3 年間の国際アートプロジェクトを実施、公演を成功させた。他、海外演劇フェスティバルからの招聘多数、韓国でも共同製作プロジェクトを行っている。
17 окт 2024