平成２６年７月１６日 アリオ八尾交通広場「ふれあい水族館」にて撮影
アリオ八尾というショッピングモールに移動動物園（堀井動物園）でゴマフアザラシがやって来た時の映像です。
堀井動物園のアザラシといえばチーズちゃんが有名ですが、このイベントの告知に使われていたアザラシの画像は明らかにチーズちゃんとは別の個体でした。 ・・・誰？
これは確かめに行かなくては、という訳で初めて上本町から近鉄大阪線なるものに乗って、八尾まで観に行って来ました。
お名前は、ミルクちゃんといって女の子でした。 ２歳くらいなんだそうです。
動画では伝わりませんが、この日の大阪は立っているだけで全てが嫌になるほどの暑さ。 でも、ミルクちゃんのプールは巧く木陰やテントで遮光してあって、プール周りでは不思議なほど暑さは感じませんでした。
3:37 餌を買えば、こうしてセルフで給餌も出来ます。 魚はアジです。
11:06 タッチも出来ます。 そっと触られるくらいなら、ミルクちゃんは今更どうとも思わないようでした。 撮影時以外ではもう少しじっくりと触りました。 初めて触ったアザラシの爪ですが、ミルクちゃんが若い個体というのもあるかもしれませんが、思っていたよりも柔らかい感触でした。
以上ご覧の通り、この圧倒的な近さとミルクちゃんの可愛さはどうですか。 大満足でしたー。 (≧▽≦)
正直、僕はこの日初めて本当の意味でゴマフアザラシという動物を身近に感じる事が出来ました。
勿論、既存の水族館施設にも近くでアザラシが見られる所もありますが、こうも近くでアザラシがじっとしてくれる訳ではありません。
ところが、この日の自分の体験は、ゴマフアザラシの一回一回の息遣いを直に感じられるほど極近くで、殆ど周りの人を気にする事もなく、心ゆくまでミルクちゃんと過ごせたのです。
自分が望む理想のアザラシ展示の一つは、こういうものではないのか。
それは集客数の多い立派な水族館になればなるほど不可能となる展示であり、移動動物園が、いや集客の極少ない移動動物園だからこそ、こんな簡単な小さなプールと陸場であっさりとそれをやってのけている！ これは凄い、と思いました。
この日の満足感は、今まで自分が望んでも得る事の出来なかった質のものであり、忘れられない体験となりました。
堀井動物園の真価を見た気がします。 ありがとうミルクちゃん。
11 сен 2024
