1-3章のサブタイ、"The Good, the Bad and the Ugly(良い奴、悪い奴、ろくでなし)"は、セルジオ・レオーネ監督の傑作マカロニ・ウェスタン「続・夕陽のガンマン」の英語題からですね。 立ち過ぎているキャラ、理不尽な暴力、突き抜けた残虐さから来るシリアスな笑いという共通点から、作者さんがマカロニ好き、特にレオーネ作品のファンだったことに非常に納得。 「続・夕陽のガンマン」と同じく3人主人公体制で回していくのだろうけれど(そうだとすると、ラストはまず間違いなく3者が一堂に会しての対決)、そうなるとしょっぱなの模倣犯はキャラと言うよりもストーリーを動かすための単なるきっかけ(マクガフィン)か。