☆ テーマ
イントロダクション
それぞれの「ウォン・カーウァイ体験」
『欲望の翼』の感想
『恋する惑星』
『天使の涙』
『ブエノスアイレス』
『花様年華』
『2046』
黒沢清監督『一九〇五』
他のウォン・カーウァイ作品
ベスト・オブ・ウォン・カーウァイ
エンディング
☆ 作品紹介
ウォン・カーウァイ 4Kレストア特集上映
unpfilm.com/wk...
☆ イントロダクション
あの瞬間が、あの感情が、4Kレストアで鮮明に蘇る。新たに出会い直す5つの美しき世界。
第53回カンヌ国際映画祭にてトニー・レオンが主演男優賞を獲得し、ウォン・カーウァイ監督の代表作となった『花様年華』(00)。その制作20周年を記念し、監督自らの手により過去作を4Kレストアするプロジェクトが実施。その中より、珠玉の5作がスクリーンに帰ってくる。
ウォン・カーウァイ監督は、新たな上映素材について「『恋する惑星』と『花様年華』は私のお気に入りのアスペクト比1.66:1で撮影され劇場公開されましたが、ビデオ化の際に1.85:1に修正されました。そこで今回のレストアでは元のアスペクト比に戻しました。『天使の涙』は、元々意図していたスコープサイズに変更しています。当時はスタンダード画面で撮影したものをワイド画面に編集することは不可能でしたが、今回のレストアで実現することができました。また、『恋する惑星』は公開当時5.1chが存在しなかったため、今回5.1ch音声を再構成。『花様年華』もリミックスしています」と、画面サイズや音声の修復についてこだわりを明かしている。
ウォン・カーウァイ監督×撮影監督クリストファー・ドイルの名コンビが生み出す映像は、それまでのアジア映画のイメージを一新。90年代に日本で巻き起こったミニシアターブームを牽引する存在となり、そのスタイリッシュな映像と世界観は今もなお多くのクリエイターに影響を与え続けている。
そして今、ウォン・カーウァイ監督作が《時》を真空に閉じ込めたまま、さらなる吸引力を以って蘇る。恋は鮮やかに目の前を彩り、ふたたび心奪うだろう。
☆ 作品ラインナップ
『恋する惑星』(1994年)
『天使の涙』(1995年)
『ブエノスアイレス』(1997年)
『花様年華』(2000年)
『2046』(2004年)
☆ ウォン・カーウァイ監督コメント
観客は、その作品を初めて見た時の記憶が強烈に残っているものです。
そのことに私は気づき、今回のレストア化は単なる焼き直しではなく、
新たに生まれ変わった作品を公開できる機会と位置付けることにしました。
ファンの方にはこの新しい作品を楽しんでもらいたいと思っています。
☆ 出演者
奥浜レイラ
1984年神奈川県藤沢市生まれ。 日本テレビ 「ズームイン!! SUPER」のレポーターやNHK 「スペイン語会話」に生徒役として出演。 また、洋楽番組のVJや音楽イベント「サマーソニック 」で8年連続ステージMC、東京国際映画祭、したまちコメディ映画祭in台東など映画舞台挨拶の司会などで活躍。
徐昊辰(映画ジャーナリスト)
1988年中国・上海生まれ、2007年来日、立命館大学卒業。
2008年から中国の映画専門誌「看電影」「電影世界」、ポータルサイトSINA、SOHUなどで、日本映画の批評と産業分析を続々発表。
2011年以降毎年、東京国際映画祭などで是枝裕和、黒沢清、役所広司、川村元気などの日本の映画人を取材し、2016年には、北京電影学院に論文「ゼロ年代の日本映画~平穏な変革」を発表。中国最大のSNS、微博(ウェイボー)のフォロワー数は250万人以上。毎日、日本映画の情報や分析を発信中。
日本映画プロフェッショナル大賞選考委員
微博公認・映画ライター、年間大賞選考委員
WEB番組「活弁シネマ倶楽部」の企画・プロデューサー
月永理絵(エディター、ライター)
1982年生まれ、青森県出身。出版社勤務後、2014年よりフリーランスとなり、編集者・ライターとして活動中。個人冊子『映画酒場』の編集・発行人。雑誌『映画横丁』編集人。日本橋高島屋セミナーにて映画講座の講師をつとめる。『メトロポリターナ』『現代詩手帖』『i-D Japan』等にてコラムを連載中。
森直人(映画評論家)
映画評論家、ライター。1971年和歌山生まれ。著書に『シネマ・ガレージ~廃墟のなかの子供たち~』(フィルムアート社)、編著に『21世紀/シネマX』『シネ・アーティスト伝説』『日本発 映画ゼロ世代』(フィルムアート社)『ゼロ年代+の映画』(河出書房新社)ほか。「週刊文春」「朝日新聞」「キネマ旬報」「TV Bros.」「メンズノンノ」「シネマトゥデイ」「Numero TOKYO (Web)」「映画秘宝」などでも定期的に執筆中。
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6 сен 2024