① ばいきんまんは多分いち早く倒したかったから未熟な状態で来たと考えています。 ばいきんまんはアンパンマンを倒すために生まれてきた(理由は不明。強いて言えば、生きる理由がなければ死んでしまうから)ので、合理的な理由といえるでしょう。 ② ばいきんまんが未熟な状態でも喋れたのは、そもそも、アンパンマンも生まれた瞬間に喋っているので、あの世界の住人は生まれた瞬間からそれなりの知性を持っていると考えられます。 ③ これも、①と同じようにいち早くアンパンマンを倒したかったためと考えられます。 アンパンマンワールドでは、生きる理由が無くなると死んでしまうので、生きる理由、例えば、アンパンマンはみんなの笑顔を見るためなど、を生まれる前から持っているばいきんまんは異色な存在といえますが、合理的な判断です。 ばいきんまんを倒せば、みんなが笑顔になる。そのばいきんまんはアンパンマンを倒すためにやってくる。この関係を考えるに彼らは知らず知らずのうちに相互に依存している状態になっているのです。やなせたかし氏の発言はこのような意図からでしょう。 ばいきんまんは黴菌ではなく、汚いものというイメージでばいきんまんを名乗っていると考えています。あと、『マン』で終わる。アンパンマンと韻を踏んでいる。などの理由から『ばいきんまん』と名付けられたのではないでしょうか。 これで、矛盾点はおおよそ無くせたと思います。 アンパンマンはやなせたかし氏の戦争に対する思いから作られたアニメなので、戦争というのは、強ち間違いではないのかもしれません。 因みに、チーズは『名犬チーズ』なので喋らなくても意志疎通が出来るそうです。 長文失礼致しました。