【ギター番外編】パリにて ～雑談会～　西垣正信＆松本大樹 

ご覧いただきありがとうございます！街の喧騒と飛び交うフランス語、良いですよね。

西垣です。ぼくは別にして・・世代をとわず嘗ての弟子の皆が音楽と真剣にむきあっていることを、とてもうれしく感じています。

@@19guitare また観てしまいました。ピノキオの例えで、大樹君との論点がだんだん明確になって行く所は引き込まれますね(笑)わたしも、一杯やりながらこんな話をやりたいなあ・・・なかなか、いないです（泣）CÐを1枚購入させていただきました、どれもいいアルバムなので迷いました・・・

@@y_ajhone7518 ありがとうございます。この動画いらい「リアル・ピノッキオ」という言い方が流行ってしまって困ってます（笑） 彼の破壊力がスゴイ。ラカンでしたっけ「真理とは妄想を断った誤解から生まれたエラー」 この「真理」がリアル・ピノッキオだとしたら・・・永遠のぐるぐるですね（笑）

ありがとうございます。酔っぱらってのいつもの弟子たちとの他愛ない会話を聞いて頂いて恐縮です。

西垣正信です。師弟のバカ話を聞いていただいて恐縮しています。ありがとうございます。 で、音色、指頭のこと・・　これは単にテクニックの話題ではなくて、音楽の本質に触れることだと思います。これだけで動画を造らなくてはならないんだけれど、コロナが下火になって直接のレッスンができるようになったので動画の更新ができなくてすみません。 おっしゃることは　たんに音色という絵の具の問題ではないのですよね。人の「肌触り」、これは音楽にくっついてくる付属品ではなくて、音楽の本体です。アルコールで洗ったスベスベとした音、日本語には適切なことばがないのですが、ソノリテとフランス語では言います、音の「実感」ですね。すでにお気づきのように直接に肌で糸に触れたほうが豊かなんです。たしかに倍音もそうなのですが、ソノリテというのは「音の科学」とかでいうような倍音の立ち方だけでないのです。 ぼく自身は爪で弾いたような音はできるだけ避けています。商売の便宜上　かすかな爪の音を使うことはあるので、ザラザラしていても肌の音を好みます。そこから先の説明は短い言葉ではできないので　また機会をあらためてさせてください。 もしも、ぼくがアマチュアのギタリストであれば　すこし下手くそに聞こえたとしても　けっして爪は使わない・・と思います。たどたどしくとも、肌で奏でた音が歌うとき人の琴線にふれることができるのでは？　と思っています。つまり上手でなくても　すばらしい演奏はありうると信じています。

ありがとうございます。西垣正信です。 生徒たちへの「音」についての動画、いつも考えることなのですが、この側面がネットなどではいちばん伝わりにくいことになるのではないか？　また、同時に誤解をされるのではないか・・という不安があり踏み出せていません。 「音」「音楽」というの　他者を否定しないから美しいのですが、自分の思いの開陳は他者の否定と誤解されそうな気持ちもするのです。でも、なにか良い方法を探ってみます。 「美しい音」の入り口については　サイトが違って恐縮なのですが　自分のフェィスブックに先ほどすこし書き込みをしました。 今月上梓される　新しい　バッハリュート組曲でも　音のことは深くかんがえました。 あたらしい録音といっても（かなり前作と異なります）、けっして前の自分を否定するものでもなく・・ただ新たな録音なのです。

いえいえ、　とても深く大切な問で自身考えています。ありがとうございます。 自分の知っていることはほんとうに些細なことばかりなので全部平気で積極的に開陳しています。それにぼく自身がまだ少年のように発展中で　おっしゃった「アルマン」もあの動画を撮ったときと今日とでは変化があります、宣伝に使うわけではないのですが新しいバッハのCDを聞いていただくと「あれ！！ちがうじゃない」となるかもしれません。 音色のこと・・ぼくは自分の音が美しいとおもったことはないのですが・・・ そのテクニックについてお話できることはたくさんあると思います。 ところがなかなか実現しにくいのです。いつも動画は自分の勉強部屋で録るのですが ノイズもあるし　広さも、あまり正しい音に録音しにくいのですね。　場所を考えて　つたなくても自分のしっていることは開陳しよう、おもっています。 自分が「美しい」と感じた音や色を　となりにいる人がおなじように「美しい」と思う、 って　すごいことだと思うのですね。見えている音と色は違うはずなのに・・・。 それがたぶん人の存在のとても大切な部分なんだとおもいます。 「美しい」と呟いて　それにうなづく人がいる、それが音楽なのかもしれないですね。