【FIAT500#01】からの続き。
エンジン排気漏れから爆音を響かせているフィアット500。エキマニの１番２番シリンダーの対角するボルト折れによるものと判明し、エキマニを外すと何故か４本折れている（汗）折れたボルトを確認するとヘッドの面より奥で折れており、更に平面が出てなく荒れている為、急遽簡易治具を作成し、センターポンチを使用せずドリリングする事に。結果狙い通り真芯に穴開けが出来、４本とも無事摘出に成功♪
この作業の肝は、如何にセンターに穴が開けれるかどうか。固着したボルトを外す場合は折れたボルトに対して可能な限り太いサイズのエキストラクターが打てれば成功確率が大幅にアップします。その上でも真芯に開けれるかが重要になります。
一番やってはいけないのが、固着したボルトに対して細いサイズのエキストラクターを使用し、無理に回して折ってしまう事。最初の工程に時間をかけ、大胆かつ繊細、慎重に作業したいですね。
さて、今回使用したSNAP-ON社製のエキストラクターですが、付属のドリルが左回転で切れる逆回転ドリルになってます（正回転ドリルも設定あり/スナップオンの人ではない・笑）
この逆回転ドリルは固着していないボルトではドリルの回転だけで緩む事があるのでお勧めです。
今回の一連の作業は、動画にする事を宣言していたのである意味失敗が許されない別の緊張感がありました。成功してよかった（ほっと）
次回は元通りに組んでエンジンをかける所までを予定しています。それでは次回の動画までお楽しみに♪
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9 окт 2024
