絶対0度で超伝導は普通であり、温度上昇と共に圧力を上昇させれば超伝導物資は多く存在すると言う現実の理由は、熱は原子の運動エネルギーであり、原子の運動が電気抵抗の原因になる為でしょう。 原子の運動は圧力で制御される為に、温度上昇と共に、高圧で超伝導が発生するのも自然に考えられます。 常温常圧の超伝導物質は常温で原子運動が小さい物質、つまりは非常に硬い物質。一番硬い物質はダイヤモンドです。ダイヤモンドは絶縁体ですがホウソ等を混ぜ伝導性を持たせる事が出来ます。しかし、常温に達する前に超伝導性が消滅します。これは、ダイヤモンドの結晶の原子間距離が短いためでは無いかと思います。 phenine concept を用いれば原子間距離が大きい新種のダイヤモンドが作れます。そうして作られた新しいダイヤモンドに伝導性を持たせる事で超伝導物質が作れるのではないかと、私は数年前から考えていますが。 Published: 28 July 2020 The phenine concept delivers a nitrogen-doped nanotube and evokes infinite possibilities Joshua C. Walsh & Graham J. Bodwell