雑誌「バリバリマシン」1992年10月号 記事抜粋
（レポート：RT起死回生01・國分信宏）
ある日、RT起死回生福岡支部の福田賢二君から、電話がかかってきた。
「TARAKO'Sの山下憲一郎君が、ゴールデンウィークに京都にFOUR ROSESを見に行こうって言いだしたんですよ」
僕はそれを聞いて、東京からも行きたいと思い、早速バリマシ編集部を通じて京都のFOUR ROSESの藤木良純君と連絡を取った。
京都遠征という情報はまたたく間に広まり、全国規模で集まることが決まった。
ところが東京では、出発前日までトランポのチャーターや費用面で参加チームが決まらず、大混乱。まとめるのが大変だったが、何とか出発の日をむかえた。
出発当日。まず、茨城部隊と東京が合流。中央高速へと向かう。
この時点で車は5台、バイクは12台積んである。京都へと高速をひた走り、9時間かけてやっと京都に到着。インターを降りて集合場所へ。すでに大阪部隊は到着していた。そこへ藤木君達も合流。
この時、九州部隊も合流する予定だったが、連絡が食い違い合流できなかった。とりあえずバイクを降ろし、京都の走り屋のメッカ江◯峠へと向かった。
峠には兵庫部隊や地元の走り屋がたくさん集まっていて、感動ものだった。この日は一日みんなで峠を走り回った。
夜になるとFOUR ROSESのみんなが食事をする所（飲み屋）を予約してくれ、交流会（飲み会）となった。走り屋同士で飲むお酒は、とっても美味しかった。
飲み会が終わり「泊まる所はどうするの？」と聞かれ、野宿するつもりだと言うと、FOUR ROSESのみんなが分担して泊めてくれると言ってくれ、何組かに別れて泊めてもらうこととなった。
野宿をまぬがれ、みんながグッスリ寝静まった頃、九州部隊を発見という知らせが入った。急きょ起きている者だけで会いにでかけた。そして九州と明日の打ち合わせをした。
翌日、なぜか頭痛をうったえる奴や、やけにスッキリした顔をした奴がいる中、再び江◯峠へと向かった。現地で初めて全チームが集まり、最高に盛り上がった。僕達の呼びかけで全国からこれだけの走り屋が集まってくれたことが、とっても嬉しかった。
午後になり九州部隊は帰りのフェリーの時間があるため、一足早く京都に別れを告げた。残ったみんなはまだ走りの写真を撮っていなかったので、場所を変え写真撮影をした。その後、ウィリー大会やステッカーばらまき大会などもして、またおおいに盛り上がった。
楽しいときはすぐに過ぎてしまい、僕達も帰る時間になってしまった。離れるのが惜しい中、みんな帰り支度をし、思い出づくりのトレーナー交換や、記念撮影をして、京都を後にした。
帰りは途中で東名と中央にグループが別れてしまったり、色々大変だったが、みんな無事に帰って来ることができた。
今回、京都に行って思ったことは、京都の人達はものすごく親切で、心の温かい人ばかりだということ。またいつの日かみんなに会える時を楽しみにしている。今度は今回参加できなかった格好番長や百万回転、その他のチームのみんなも一緒に行けたらと思う。
では、また会えるその日まで…...。そして、今回参加してくれたみんなに、ありがとう！
0:00 京都遠征とは
0:31 國分信宏 峠走行＆ウィリーダイジェスト
2:45 本編
1:27:18 参加チーム 紹介
1:28:54 参加者 個別紹介
【主な参加チーム】
起死回生･茨城支部、獅子奮迅、激熱走愛、BAD BOYS、起死回生･東京本部、SUPER SONICS、格好番長、FOUR ROSES、TEAM MARIO、弥七、OVER-RUN、MOTOR RABBIT、Dog Fight、RT徐行、縦横無尽、RT奈宙羅留、起死回生･大阪支部、ながれぼし、金色夜叉、TAKAMI、BATTLE BOYS、かぐや姫、実戦組、STREET KING、RT KAME、MADDEST、BACK FIRE、起死回生･福岡支部、RT TARAKO'S、RTどんばる
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8 июл 2024
