【今城塚古墳】発掘調査によって明らかとなった真の継体大王墓 

考古学チャンネルです。この動画は、今城塚古墳について紹介した動画です。
今城塚古墳は、大阪府高槻市にある、全長186ｍ、濠を含めた全長は350mにおよぶ前方後円墳です。宮内庁は近くの太田茶臼山古墳真を継体天皇陵に治定していますが、発掘調査等から、今城塚古墳こそが真の継体大王墓ではないかと考えられています。
今城塚には横穴式石室があったと考えられていますが、現在は全く残っていません。恐らく築城の際に完全に破壊されたのではないでしょうか。石棺は残っていませんでしたが、丹念な発掘調査によって、棺材は3種類あり、3つの棺があったことが突き止められました。兵庫県産の竜山石、奈良・大阪県境にまたがる二上山産の凝灰岩、熊本県産の阿蘇ピンク石です。
　継体大王の出自や事績は、謎に満ちています。尾張から近江・淀川流域を中心とした諸勢力に推戴された継体大王の真陵今城塚古墳と、それに先行して築造された太田茶臼山古墳との関係はどのようなものだったのか、今後の研究によって明らかになることを期待したいです。
【参考にしたサイト】
高槻市歴史Web 史跡今城塚古墳
www.city.takat...
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