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☆参考動画
【加齢性難聴 あなたも無自覚のうちになっているかもしれない】
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【加齢性難聴 あなたも無自覚のうちになっているかもしれない】（再生リスト）
• 加齢性難聴＜あなたも無自覚のうちになっている...
前回、加齢性難聴になると、主に５つの聞く能力に問題が起きる、というお話をしました。
1つ目、高い音が聞こえにくくなる。
2つ目、小さい音は聞こえないが、大きい音は逆にすごくうるさく感じる。
３つ目、微妙な言葉の違いが聞き分けにくくなる。
4つ目、早口で話されるると聞き分けられない。
5つ目、ちょっとした騒音があるだけで、言葉の聞き取りなどができにくくなる。
1つ目の、高い音が聞こえにくくなるは、専門的には、高周波数域の聴力低下と言われています。
耳鼻科や健康診断で実施される聴力検査は、主には、これを測っているということになります。
高周波数域の聴力低下については、テレビやネットなどにも、頻繁に出てくる話ですので、知っている人も多いかもしれません。
そう、ほとんどの人は、加齢とともに、高い音が聞き取りにくくなっていくんです。
ここで、高い音というのは、つまりは音程のことです。
キーンというのが高い音、ボーというのが低い音。
ピアノで言えば、向かって右の方の鍵盤を叩けば高い音が出て、左の方の鍵盤を叩けば低い音が出るわけです。
これが起きると、生活に色々な支障が出てきます。
電子体温計のピッピッという音。
冷蔵庫の扉がちゃんと締まってない時に出るピーピーという警報音。
コオロギなどの虫の声。
これらは、みんな高い音になりますから、聞こえにくくなってきます。
体温計や冷蔵庫の扉の音が聞こえないのは、困りますねぇ。
コオロギの声では、以前に、こんな話がありました。
ある地方の山の中にある小さな町に、1人暮らしの年配の女性がいました。
あるとき、いつも秋になると、自宅の庭でうるさいくらいに泣いていたコオロギが鳴かなくなりました。
その前年には、すぐ近くに産業廃棄物処理場が出来ていたので、「環境汚染だ！」と思い付き、近所の人たちに話して住民運動を始めようと大騒ぎに！
でも、近所の人たちは「うちの庭のコオロギは鳴いてるけどなぁ・・・」と思いつつも、その女性のお宅で会合を開いたら、コオロギの鳴き声が聞こえる！？
もう分かりましたね！
その女性は、加齢性難聴が進んで、コオロギの声が聞こえなくなっていたんですね。
こんなトラブルが起きる可能性もある「高い音が聞こえにくくなる」ですが、テレビやネットの情報では、これのせいで言葉の聞き取りがwるくなり、コミュニケーションが取りにくくなるという話が、時々、出てきます。
でも、それは、う～ん、ちょっと大げさですね。
それは、一般の加齢性難聴よりも重い、高度難聴という状態の時の話しですねぇ。
高い音がちょっとくらい聞こえなくても、言葉の聞き取りには大きな問題は出ません。
でも、加齢性難聴になると言葉の聞き取り、コミュニケーション能力は、確実に落ちていきます。
それは、5つの症状のうちの、あとの4つに秘密があるんです！
それは、次回以降に順を追って、お話ししていきますね。
今回の最初の音のクイズは、無料アプリ「想いやりトーク」でもおなじみの、年配の人には言葉がどう聞こえるか？をシミュレーションした模擬難聴音声を、早口で雑な喋り方の音声で聞いていただきました。
年配の人に早口で話しかけると、こんな風に聞こえてしまうんですよ！
何て言っていたか分かりましたか？
無料アプリ「想いやりトーク」で練習して、しっかりと伝わる話し方をマスターしてください。
そして、どんな年代の人も、お互いを想いやって穏やかに会話できる国にして行きましょう。
BGM: Pure Green Step by Shimtone
Planned by Shinichi Sakamoto and Tsutomu Tanaka.
Produced by Otodesigners Co., Ltd.
28 сен 2024
