「・・・百千の文字よりも深く、自分の心を知って貰える筈なのだ。」
青空文庫より『柿』(山本周五郎)を朗読しました。
チャプター
00:00 一
06:20 二
11:50 三
17:51 四
24:20 五
31:09 六
38:02 七
43:36 八
「目は口ほどに物を言う」と言いますが、想いが読み取れたと思ってもなかなか確信が持てないものです。
もしそれが大きな勘違いだったら、手ひどい結果になることもありますので。
それでも人は相手の想いを感じ、それに応えて生きていくのです。
時にそれは、紡がれる言葉よりも確かなものとして。
幼馴染として長く付き合った間柄の彼らにはどんな想いが通じ合っていたのでしょうか。
交わしあった想いは言葉よりも強いもの。
だからこそ、最後に「小房」は想いを柿に託したのでしょう。
いつわれる言葉ではなく、純粋な思いを宿せるものに。
いいお話でした。
#朗読 #山本周五郎 #時代小説
音楽:
dova-s.jp/
18 сен 2024