【奨学金を借りるべき？】元国税が親として冷静に考えてみた結論 

無利子の奨学金を借りるというのは大変合理的で現実的な選択だと思います。ただこの先、大学、大学院と奨学金を借り続けることになれば元本だけでも膨大になります。これから先の進学についてはその都度検討するということになるでしょうが、借金してまで教育投資しても、それに見合ったリターンがあるとも限らず、悩ましいですね。

私は奨学金で人生を救われています。金額で言うと、400万円も得をしました。 情報を知っているか知らないかで大きく変わってくると思います。 私が大学に入学したのは10年ほど前ですが、その時と奨学金の制度が変わっており、日本学生支援機構に給付型も加わったりしていて、今は更に良い制度になっています。 他にもありますが、長くなるので割愛します。みんなが良い制度を活用して、日本の若い人たちがお金のことで不安にならないような世の中になって欲しいですね。

無利子どころか、学業で良好な成績(高校でいえば、評定平均値4.0以上)を修めれば、給付型の奨学金が受けられますよ！ ちなみに、給付型とは返済を要しない奨学金のことです。子供自身がコツコツと成績を積み上げていく必要がありますが、お勧めですよ！

無利子でも奨学金を借りて一定以下のレベルの大学に入学するのは金をドブに捨てるようなもの。 偏差値がそこそこ高い系の公立工業高校に入って、高卒でインフラ系大手企業に入社する方が、Ｆラン大学に入学するより生涯所得が上になる可能性が高いだろう。 なお、日本学生支援機構の奨学金は保証人に非常に酷な制度なので、借りるのはともかく親以外の人が保証人になるのは絶対にお勧めしない。

私立大学の学費は高いですね。国立、私立に関わらず、格差があります。学費だけでなく、持ち物等、劣等感に苛まれました。

目的や目標が明確であれば、奨学金はアリですね。 何も考えずに奨学金を借りて大学に進むのは反対です。

奨学金を親が払うと贈与にならないのでしょうか？