【日本文学の朗読】室生犀星『巷の子』～Barにまつわる二人の女性、一人はマダム、一人はまだ17歳の少女。作家との関わり合いは・・・～ 

何時も[癒されております…。👋]感謝!　ひとり暮らし→📱依存症かも…。笑顔]

みなみさんの落ち着いてお声が好きですねー とても気持ちが良くなり二度寝してしまうことが度々です💧

終戦後は、教養ある知的な女性でも身を、崩してしまったが、中には賢い生き方を裏返しに使った素晴らしいお話。室生犀星は、どれも作品のひんいがよい、好きでず、終戦後も居てくれて林氏と重なる。

みなみさま室生犀星作「巷の子」朗読ありがとうございます。拝聴させていただきます。待ちかねておりました。とても嬉しいです。

室生犀星にこのような気の利いた掌編があるとは知りませんでした。多作の作家ですね。 冒頭の、マダムが主人公に書いた「御歌」は間違いではないと考えます。全ての日本の詩・俳句、短歌、 長歌などは起源を中国の「詩」に発しており、俳句も分類上は「詩歌」です。俳人を海外に紹介するのに 「この人物は詩人である」と言います。詩人・歌人はその本質上おなじものです。銀座の「ルパン」になら 行ったことはありますが、銀座値段だろうと思っていたら存外に安く、拍子抜けいたしました。主人公の脳裏に すでに１５、１６年も前の灯火管制の思い出がちらつくのが非常に興味深いことです。意味を求め過ぎれば酒も 酒場も遂には虚しさしか残らず、それでもその場の女給さんの笑顔が思い出になればそれは望外の幸せと 言えるのではないでしょうか。

小説めいた脈絡がないところ、実際にモデルとなる女性がいたのでしょう。ショーウィンドーで高価な指輪を眺めるとき、男の人は、あの女の指にさぞ似合うだろうとか、指に嵌めてやるときの女の表情とか思い浮かべるのかしら・・。自分なら、この高価な指輪をしてどこに行こうかしらとか、どの服が映えるかしらと思案するでしょうね。作家の癖なのかどうか、いきなり「独身」（えっ、妻がいたのでは？）、「鈴木さん」（誰？）と思いきや、後で説明するところ変わっていて面白いと思いました。