前回の「石勝スキー号」に続き、40年ほど前にホームビデオで撮影した動画です。今回は函館山線(小樽-長万部)のDD51重連牽引「ニセコ」と、旧型客車の普通列車、その他となります。内容は
1.上り「ニセコ」(2カット)
2.倶知安駅で撮影した旧客、DD14、胆振線のキハ40、等
3.目名駅?付近で撮影した上り客レ
となります。
最初の上り「ニセコ」(102レ?)ですが、小樽を出てすぐのあたり、オタモイに向けて勾配を上る、いわゆる「墓場の踏切」付近で撮影したと思われます。DD51次位のオユと3両目のスハフ14の間にクーラーの無い赤っぽい客車が挟まれていますが、これは51系客車で、当時併結されていた臨時快速?の「ニセコライナー」と思われます。スキー客向けに「ニセコ」に併結されてニセコ駅まで客扱いしており、時刻表には「ニセコ」と同じスジで札幌-ニセコだけ時刻が出ていました。ニセコ到着後ですがこの編成位置からみてニセコで解放したとは考えられず、回送扱いで函館まで行ったのではないかと思われます。
その次は駅間で撮影したもので、当時の記憶が定かではありませんが、おそらく塩谷-蘭島あたりで撮影したと思われます。51系が入っていないので上のカットとは別の日です。通過後の右カーブの先でホイッスルが鳴っているので、この先に第一か第二の桃内トンネルがあるのではないか、と思われます。
その次は旧客の車内で、後で出てくるオハフ33 451の車内と思われます。倶知安駅の2番ホームに停車している上り函館行で、反対側の3番ホームにも下りの旧客が停車しています。この後下りが出発するところをホームから撮影、構内のカットが続きます。ロータリーヘッドを付けたDD14が背中合わせに繋がっていますが、前のカマのエンジン2台(合計1000馬力)でロータリーを回し、後ろのカマで後押しして除雪していました。向きを変えずに折り返せるのでこのように背中合わせで運用されていました。向かいの倶知安駅1番ホームに停車しているキハ40は胆振線の列車と思われます。
最後はこの上り客レを踏切付近から撮影しているみたいですが、撮影場所が倶知安ではなさそうです。駅は不明ですが、前回動画の「北海」のカットの前ですので目名駅かもしれません。左にJBがちらっと映るので線路端で撮影していますが、先程の「ニセコ」同様当時は犬走り付近で撮影していても、こちらが手を上げて列車接近を認知していることを運転士に知らせれば、停止したりせずに通過していました。ある程度黙認されていて今とは事情が異なる点をご理解願います。この2本の客レですが、荷物車がマニ44?とマニ50?の2両であることなどから123レ、122レ辺りと思われますが、当時の時刻表等ないので確認できません。北海道の雪は内地より細かく軽いために通過して舞い上がった雪が最後尾にまとわりつくので、最後尾車両の妻面が真っ白になります。
はっきりと顔が映ったり揺れているところはカットして編集していますが、いつもながらお見苦しく画質も悪い映像でお詫びいたします。
16 сен 2024