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【番外編】鍛造ピッケル 鍛冶屋ピッケル 日本製 1960年代 TOP SNOWMAN ICE PICKEL 

Japan  Knife  Museum
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田舎のガラクタ市には、時々思いがけない物が売られている。中古のペンチや金槌が並べられられている中で「ツルハシ」として売られていたもの。
もう日本では、ほとんど木製シャフトの鍛造ピッケルは製作されていないようだ。現代では木製シャフトから軽合金かグラスファイバー製などのシャフトに変わっているようです。
最初に見た時の状態は、ボロボロでした。
金属部分は、全体的に黒い蜘蛛の巣状の錆が広がり、刻印も読めない。黒革のカバーは乾いてひび割れ、木製シャフトやスリングは、触るのもためらうほど薄汚れていました。
これを一週間ほど時間をかけて、磨きに磨きヒッコリーの木部は汚れを落として亜麻仁油を塗り、黒革には保革油をくれて、なんとか見れるように修復したものです。キレイにしてみると、夏山の雪渓程度は未だ十分に使えそうです。
また刻印が明らかになり「 TOP Snow man N.C.STEEL ☆ ICE PICKEL 」とあります。「二村」か 「門田」のピッケルでは無いか?と期待してしまいましたが、大手メーカーの物でした。
ネットで検索するとトップはニュートップと名称を変更しましたが、1990年代に惜しくも廃業したようです。( このメーカーのコッヘル等を昔、所持していたような。)
N.C.STEELというのはニッケル、クロム合金だろうと思われます。山岳雑誌「岳人」に載っている宣伝には、「特殊鋼と言えど、不純物は存在するので、繰り返し鍛錬を重ねて不純物をたたき出し、材質を均一化しています。」とある。
「工匠武田」さんとありますから、大手メーカーであっても、実際には鍛冶屋さんの手作り品です。1つの鉄の塊からピックやブレードの部分を叩いて形成した物です。これに対して最近のピッケルは、ブレードの部分を別に作ってそれを溶接したものです。このトップのスノーマンのピッケルはブレードがスプーン状になっていて、磨いただけなのですが、片刃的な断面で、鋭さがあります。刃やピック、石突きの部分は当然焼入れがしてあります。
気を付けの姿勢で右手にピッケルを持って、下げてみると石突きの部分が、あと1センチ程で、地面に着きます。それからすると、このピッケルの持ち主は、相当身長のある登山家だったようです。
往時、如何なる人が如何なる山を、このピッケルと共に踏破したのだろうか、と思いを巡らしました。
支払った金額は、一度の昼食代にも満たないものでしたが、金銭の高に関わりなく久しぶりに心おどる買い物でした。
ピックからブレードまで 8センチ
背の高さ 81センチ
重量 852g
固有の製造番号 「2 6359」
夏草や 強者どもが 夢の跡
ピッケル ひとつ 残りけり

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7 окт 2024

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