【芥川賞を獲っても飯が食えない⁉︎小説家の実像】 

芥川賞を目的としてる人は食えない 芥川賞を通過点と思ってる人は食える

柳美里さんがTwitterで全くお金がないと数カ月前に言ってたのを思い出しました… なんとなくですけど、小説がメディア化したら食えるイメージです

五木寛之氏も同じようなことを昔エッセイで書いていましたね。

芥川賞って受賞作だけみたいな一発屋の人が多いですよね。 本は部数や重版で印税が入ってくるらしいので前提として多作じゃないとしんどいようですね。本屋さんに行って五十音順作家名でコーナーができるようになるくらいじゃないといけないようです。 中山七里さんは生き残ることに特化して小説を戦略的に書いてると言ってました。ジャンルを多くするとかシリーズものになるようにするとか。

小説でご飯を食べられている人は一握りということですね。昔の名だたる作家さんはみんな貧乏という印象です。

ライトノベルの方がヒットする時代。

昔はもっと少なかったのではないでしょうか？ 極端な話漱石くらいかな？ 鴎外は軍医でしたしね。 芥川が漱石を目指しましたが自殺してしまいました。 死んでから評価される人も多いですね。 啄木とか。 生活のために文学やるものでしょうか？ 白樺派の人たちのようにお金に不自由しない人だけがやってればいいというのではそれは違うと思いますけど。

少し痩せられたように思います。

文芸春秋社にしても、文芸誌だけではやっていけないわけですから、専業で食えない作家が多いのはしかたがないことかもしれません。 芥川賞にしたところで、短い期間、業界をあげて宣伝してくれるだけで、そのチャンスをつかめるかは本人次第なのですね。 本人次第という考え方を突き詰めると、ネットで作品をどんどん公開してファンを増やし、知名度を上げればいいじゃないか、という考え方に行き着くのでしょうか。 目指せ、文壇のフワちゃん！？

夢のない話ですが現実なのでしょう。 売れるまでは兼業、があるべき身の処し方か。 寂しい。