鳥取県若桜町の若桜鉄道はかつて走っていたＳＬ車両をピンク色に塗り替えその車体を披露した。
１０月２１日、雨が降る中、鳥取県若桜町の若桜駅でピンク色に染まったＳＬ車両が多くの鉄道ファンなどの前に姿を現した。
来場者
「前の部分がかわいい。乗ってみたい」
「初めて来ました。娘がピンクが好きなので。衝撃的です」
初めて見る人が衝撃と話すこの色。ピンクといえば駅舎やベンチがピンク一色に塗られた智頭急行の「恋山形駅」に、「ピンクカレー」など鳥取県ではおなじみの色だ。
そうした中、鳥取県東部を走る第３セクター・若桜鉄道は沿線地域を盛り上げたいと２０１６年から毎年、期間限定で所有するＳＬを塗装。新型コロナの影響で中止が続いていたが今回４年ぶりの復活となった。
Ｑ．ピンク塗装にかかった期間は？
若桜鉄道の職員
「大体３週間くらい、４年ぶりに塗ったのでそっちの手入れが大変でした。鉄道が好きな人はもちろん、興味がない人にも鉄道に興味を持つきっかけになってもらえれば」
お披露目の２日前、若桜駅を訪れると車輪などの最終調整や、駅構内での試験運転を行うなどイベントに向けた準備が進められていた。その様子を撮影する乗客の姿もあり期待感が高まる。ピンクＳＬが走る貴重な様子を見た人は―。
鉄道の利用者
「もう感激。こんなの見たことないので涙出そう」
このピンクＳＬを発案した芸能マネージャーで鉄道ファンの南田裕介さんは、久しぶりの再会に―。
ピンクＳＬの発案者 南田裕介さん
「めちゃくちゃピンク。自分の脳が忘れていたので『おぉ～やっぱりピンクだ～』という感じです。たくさんの人に見ていただいてこのピンク色の衝撃をご自身で感じてほしいです」
さらに、この日は若桜鉄道の新たな公式キャラクター、その名も「わっかーさー」がお披露目された。地元からは衝撃的なピンクＳＬに新キャラクターと今後の更なる盛り上がりへ期待が寄せられていた。
来場者
「インパクトがあっていい。鳥取県若桜町といえば『ピンクＳＬ』とＰＲできると思うので、こういった取り組みを続けていただければ」
若桜町 上川元張町長
「全国で唯一のピンクＳＬなので、圧倒的な存在感がある。ぜひこのピンクＳＬを目に焼き付け、たくさん来ていただければ」
ピンク色のＳＬは１０月２９日（日）までの期間限定で若桜駅の構内で展示している。
（2023年10月24日放送 ニュースevery日本海より）
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14 окт 2024
