ナガコガネグモは、秋になると美しい卵嚢(らんのう)=卵の袋を作ることで知られています。中にはおよそ1000個の卵。この卵と子どもたちが無事に冬を越せるよう、母グモは複数の糸で何層もの膜を作って卵をくるみ、卵嚢を寒さに強い構造に仕上げます。また薄茶色の見た目は冬の景色に溶け込み、天敵の目を欺くようにもなっています。卵嚢が完成してしばらくすると死んでしまう母親。しかし、卵は卵嚢の中で孵化し、やがて春になると子どもたちが外に出てきます。そして、お尻から糸を出して風に吹き流すと、そのまま気流に乗って飛んでいってしまいます...
1987年8月「わくわく動物ランド」で放送したものをリメイクしました
今回のナレーターは蓮見孝之TBSアナウンサー!
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■どうぶつ奇想天外/WAKUWAKU
TBSテレビが追い求めた地球に生きるすべての動物たちの「ふしぎ」「面白さ」「驚き」「感動」「命の尊さ」がよみがえる!
大人も子どもも、ご家族そろってお楽しみいただいた「どうぶつ奇想天外!」(1993年〜2009年)や「わくわく動物ランド」(1983年~92年)、そのほかスペシャル番組などのVTRを再編集し、RU-vid公式チャンネルとして公開しています。
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25 дек 2022