黒田正宏選手は、法政大では田淵幸一の控え、南海では野村克也の控えと長い下積みを経て30歳で正捕手に。
法政大では4年生で正捕手になり、東京六大学通算48勝の山中正竹とバッテリーを組み秋季は優勝。本田技研に進み都市対抗でホームランを打つ活躍で優秀選手賞を受賞、この年の社会人ベストナインにも選ばれる。
南海に6位で指名も社会人でもう1年プレーするつもりだったが、野村監督の「俺は恍惚だから」言葉で入団するも1軍帯同するも野村捕手の控えを7年続ける。
野村捕手ロッテ移籍で8年目で正捕手の座を掴む。しかし打力が弱く翌年大洋伊藤勲捕手移籍で併用となり、その後は香川信行、吉田博之らの若手台頭もあり西武に移籍。
西武では伊東勤捕手のお手本となり、繋ぎとしてベテランの味を発揮し日本一にも貢献!バッテリーコーチを兼任し85年引退。
通算成績
586試合 222安打 16本塁打 69打点 打率.197
3 окт 2024