【52ヘルツのクジラたち】手数が多くて見事！だが○○がちょっと・・・！？ 

昨日観て来ましたが、とにかく際立って杉咲花さん演技ではないような演技に凄さを感じましたし、涙を沢山もらいました😭 大分の佐賀関の景色も素敵でしたね🌊

家族との関係が呪いになったらやめていいんだよってセリフが心に染みた。

現代が抱える複数の社会問題が同時に描かれており見応えのある作品ですが、問題の全てを描こうとしたせいか、演出が過剰でセリフは説明過多、小説のストーリーをそのままなぞったような作品だと感じました。話がすごくわかりやすかったです（大作映画だからわかりやすく作るというお話に納得しました）。作品に余白が少ないせいか、鑑賞後の余韻があまり残りませんでした。

愛と家族にするところは原作はきちんと段取りを描いていますが、それを入れると尺が大変なことになりそう。 杉咲花と小野花梨が、本当に友達らしく、演技に生きていたかと思いました。 竹内さんの 苛立ちはごもっともですが、それは原作者の町田そのこ先生に伝えていただかないと。。

こんなに障害、DV、トランスジェンダーを軽く扱った映画は観ていて反吐が出ました。 俳優さんの演技が良かっただけに、改めて映画は脚本と思いました。

杉咲花さん主演で、かつヤングケアラーを一部の題材にしてたのでどうしても「市子」を思い出しながら見てました。 2作品続けてハードな役をこなされていて、見応えはあったのですが、「99.9」などを見る限り、コメディエンヌとしての資質もあるはずなので、そっちの方向で杉咲さんが幸せになる作品も見たいと思ってしまいました。

手持ちカメラ長回しといろいろ撮影も凝っていて贅沢ですよねえ。

本作に対して感じた印象などをみごとに言語化していただき、溜飲です。いつもありがとうございます！ 原作で得られる感情や読後感と大きく離れてしまうことがなく、監督や俳優さん達の原作に対するリスペクト、熱を感じました。 最後の、少年保護に関し誰が関わるか、のところですが、原作では、母方の祖母（祖父とは離縁）が立派な方で手を挙げてくださいます。花ちゃんはいずれ少年を引き取るために決意する、というところで幕を閉じます。

原作は携帯小説みたいな感じでしたけど映画は綺麗に映像化できたな、と言った印象でしたね。いい映画だったけど、キツいシーンが多くてもう一回見たいとはなかなかならないですかね

昨今、原作の映像化についていろいろ言われるご時世ですが、 改変がダメなわけでなく、主旨を換骨奪胎するのはどうか？と感じます。 なので、原作通りでなくても、主旨を尊重できるなら、 さらに言うなら、テーマを広げることができるなら、意義はあると思います。 さて、この映画を観覧させて頂きましたが… 正直、焦点がどこに置かれているのか、よく分かりませんでした😓 杉咲さん演じるきなこが軸なら、それはそれとして良いのですが、 周りの人々の行動が、あまりにきなこ目線でしかなかったと思います。 例えば。西野七瀬演じるバイトのシンママの人生も、 今の世の中では、特にレアケースというわけではありません。 でもこの作品の描き方だと、きなこの母親とオーバーラップするだけで、 なぜその連鎖が生じるのかを曖昧に置き去りにしたまま、 後半はきなこが少年を法を越えて救うという描き方にしています。 この映画には、不幸の鎖が多々敷かれています。 それらは、生きてきて「やむをえず」という部分があります。 そういう人生の哀しみを、偏に主人公に負わせるのは、端的に短絡的すぎです。 本の作りの問題なのかは断定しづらいですが、 もう少し、テーマとストーリーを整理すべきだったな、と感じました。 最後に良かった点を挙げると、九州のオバチャンたちは、 方言の入れ方含めて、すごく味があったと思います。 だからなお一層残念なのは、きなこの母が、 介護を押しつけただけの存在に矮小化されて、九州という縁を除外したのは、 ストーリーとして、すごく深みを失わせてしまったな、と感じました。

宮沢氷魚さんのファンで、彼目当てに初日に見に行きました。今までは出演時間が短い作品でも複数回見に行ったのですが、今作は一回でいいかな。彼が演じるお坊ちゃまや、LGBTの描き方が「舞台は令和6年じゃなくて平成６年？」と古臭く感じてしまって。

５２ヘルツのクジラたち 非常に重くでも現代的なテーマでした。 描かれたのは児童虐待、若年世代の介護負担、家庭内暴力などですが、重いにも関わらずでも結末にはある種の爽快感もあるだけに僅かな隙が気になってしまいました。 「魂のつながり」の象徴でもあるアンと貴湖でした。そのきっかけとなったのは貴湖が自殺しかかった時にアンが未然に止めたことでした。結末はその逆だったのですが、貴湖にはそのアンの声は聞こえなかった。だからこそのドラマ性だけは感じられるのですが やはりそうじょない。だからこその妙な気分です。 貴湖にはその後悔が残っているからムシ（５２であり愛）の声を捉えられて「魂のつながり」を築けたのだと思います。「５２ヘルツのクジラたち」もいいタイトルでした。 そして だからかラストはクジラに出会えたあのシーンで終わってほしかったですね。僕には以降は蛇足でした… きっと僕と成島出監督との相性の加減はあります。過去作の「ファミリア」は全く映画内世界に入れなかった唯一の映画でした。その原因として作家性のある他の監督との比べた場合成島監督は脚本を兼務してはいません。たとえ兼務が無理であろうと黒澤明監督の例にとっても共同脚本などやりようはあります。

いつまでも無くならない幼児虐待にヤングケアラー問題と、その時点で辛くて泣きました。 もちろん安吾が正直にトランスジェンダーだと伝えていれば自殺しなくて済んだのかもしれませんが、貴瑚の幸せの邪魔になると思ったのでしょう。 客観的に見ればそれは違うとわかるんですけどね。 御曹司が貴瑚に目をつけた理由の一つは弱者だからで、世の中にはこの負のループから抜け出せない人が沢山存在してるんだろと辛くなりました。 なので、子供を引き取るのはリアリティー無いかもしれませんが、ラストは気持ちを前向きにさせてくれて個人的には良かったと思いました。 確かに、余白のある映画のような余韻はなかったですが、満足です。 やっぱり杉咲花ちゃんの演技は圧巻でしたが、心労が多そうでちょっと心配です💦

原作未読ですが、DVとか ネグレクト とか 性同一性障害 とか、今はやりのテーマをごった煮にしたような映画。 テーマやセリフの扱いが粗雑で、全てお涙頂戴のための道具としか考えていないよう。「魂の番 (つがい)」こそ強力な呪いになり得る言葉。聞いてて寒気が止まりませんでした。久しぶりに見てて腹の立つ映画でした。

市子と公開順が逆ならね 色々被るから比べちゃった

セレブの豪華ディナーに抵抗なく惹きつけられてはいったプロセスに安易な印象を受けてしまいました。

いつも楽しく視聴させて頂いてます😊 本作をテルマ&ルイーズとの2本立てで行って来ました。 主演の杉咲花さんが特に印象深く凄い演技力の中で涙を誘われてしまいました❗ 内容はとても重たい映画でしたが、大分ロケの自然背景がとても素敵に見えました🌊 今日は2作共に泣けました😢

子供を保護している件、キリエの歌では黒木華がちゃんとした小学校の先生だったけれど、保護したキリエを取り上げられて全く会うこともできなくなっていたので、この映画の扱いが温く感じられました。感動できそうなのに色々エピソードも表現も過剰過ぎて今一つ乗れず残念でした。志尊淳がトランスジェンダーのクリニックの薬袋を持っていた処は衝撃的でしたが、そこまでだったかなぁ。

原作の愛をために働くシーンを大半カットしてしまい、前半のトラスジェンダーだけの映画になってしまった。

映画を見て感じたところを見事に言語化してくださり本当にありがとうございます。 最後の少年をどうするかのところですが、原作では母方の祖母（祖父とは離婚）が登場立派な方で一度引き取ってくださいます。花ちゃんはいずれ少年を引き取ることを決意して終わります。 原作は原作、映画は映画、ですし、多少の改変はありますが、読後感は非常に近いものあり、原作に対するリスペクトと演者含めた熱を感じる映画と思いました。

後半はほとんど泣いてました。泣いてスッキリ出来て良かったです。 原作では愛のおじいちゃんが健在で、会いに行くシーンが描かれてました。どういう話をしたかは忘れてしまいました（笑）

酒匂さんドンマイです👍

3/1山形ソラリスで「52ヘルツのクジラたち」を観てきました。 原作を読んでいたのでとても楽しみにしていて初日に見てきました。虐待やヤングケアラー、性同一性障害など辛い現実を抱えている人たちが互いに思い合いながら人生を過ごしている様が、エンタメ映画としてうまく描かれていたと思います。杉咲花は「市子」を彷彿させる演技でしたし、志尊淳、小野花梨、宮沢氷魚、そして子役の桑名桃李の演技がとにかく素晴らしかったです。これだけ辛い映画をエンタメとしてうまく描き、最後問題を残しながらとても暖かい終わり方でとても良い鑑賞後感でした。

いやこれ、「マッチング」以上のトンデモ映画、と私は見ました😅 冒頭の「風俗やってたんですか？」からの長くて不自然な説明ゼリフで「あちゃ〜」と思ったんだけど、それ以降も次から次へと。あっちは言ってもジャンルムービーだからまぁまぁと思って見てたけど、心の機微が重要なはずのヒューマンドラマとしてのこっちは😅。 何かいちいち極端で、過剰と言うより「こうやっとけばそういう風に見てくれるだろう」的な、観客をなめとんかい感強かったですね😔。毒母二人の振る舞いとか、キナコの性格面の豹変ぶりとか、金持ちのボンボンの日常とか。不謹慎とは思いつつ、笑いながら観てしまいました😆。 これは尺の関係で唐突にならざるを得ず、唐突過ぎてわからないだろうから極端に描かざるを得なかった、と言う悪循環なんだろうか？って事は詰め込み過ぎなのかな？さすがに強引さが悪目立ち過ぎの気がしましたね。 ただ、倍賞美津子の存在感と破壊力は凄かった😅。昭和人だからかな？だってあんな時間にあんな自然にあんな大物が登場されたら、ねぇ😆

『52ヘルツのクジラたち』 杉咲花さんを見ていると どういう訳か胸が苦しくなります・・・ 今作品は何度も観た〝予告〟が素晴らしい出来でしたw 原作:⚪︎ 予告:◎ 映画:△ 映画って難しいですね

不満ありありでした雑過ぎです。 実際、児相なり警察に連絡しないでトラブルになる件は多くあると思います。 52ヘルツのクジラという圧倒的孤独なのに周囲に相談できるあるいはその声を聞き取れる人多すぎ！！ 倍賞千恵子さんとてその一人になっているし・・・

演者は皆良かったと思います導入から中盤までは良かったです

52ヘルツのクジラの鳴き声は、もの悲しくて泣けましたー。 真飛聖が君がこころをくれたからと同じ、虐待母親役で怖かった💦 西野七瀬の胸くそぶりをエグくて、途中退場する人もおおかったそうでね。 なんか後半はチョコレートドーナツみたいな52くんの親権をめぐり、鬱展開になるかなぁと考察してましたが、意外と清々しい着地点でした。 でもここまで激しい虐待を受けて、成長したら、PTSDでパニック障害や解離性人格障害になったりするのでは、訝しんでしまいました。 心の傷はそんなに簡単には癒えないのでは。 旧ジャニーズ問題や、松本人志の性加害疑惑を鑑みれば。 とは言いつつ、面白かったです。 結構感動しました。

顎髭生やした志尊淳がひろゆきにしか見えなくて映画の内容が入ってこなかった…