和紙のフィルムの登場にも驚いたが、ネガ現像でポジになる印画紙が存在する事にも驚いた。イギリスのイルフォード社からリリースされている、ちょっと変わった印画紙だ。4x5サイズの他にもいくつかのサイズがあるようだ。こうした新しいコンセプトの写真印画紙がリリースされるのは楽しいものだ。21世紀になって銀塩写真へのアプローチも変わってしまったが、むしろ原点回帰の様に、ピンホールカメラに特化した印画紙の存在は、写真への入り口を大きくしてくれている様に思う。ピンホールカメラとダークバック、一般的な現像液と定着液、これだけで大判フィルムを体験できる。
もっとも、今回は露光不足なのか、あまり良い結果にはたどり着けなかった。実は3回くらい露光時間を変えて撮影・現像したがどれも残念な結果だった。(ちょっと前に初めて撮影現像したときは、ほどほど良い結果を得ていた。)その点で、些か扱いの難しい印画紙だった。次回は4x5カメラを使い正確な露出で撮影してみたい。
ところで、8mmにもこうしたフィルム(ネガ現像でポジフィルムになる)があると有り難いと思ったりする...
*ご参考
HARMAN DIRECT POSITIVE PAPER SHEETS
www.ilfordphot...
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6 окт 2024