つぶやき岩の秘密　石川セリ　オリジナルテープから 

中学三年生のときに、このドラマを　見ました。石川セリさんの、「遠い海の記憶」を　聴くとこのドラマが、頭に浮かび上がります。

レーザーディスクの解説に出ていたと思いますが、この曲の作詞者の井上真介氏は、プロの作詞家ではなく、ＮＨＫのＡＤか何かだった方です。作詞を任されたけど、まるで書けなくて下宿で腐り切っていたところ、ふと少年時代を過ごした故郷の宇和島の海のことが心に浮かび、一気に書き上げたのだとか。 レコーディング当日、樋口康雄氏（ピコ）の曲を初めて耳にして、素晴らしさに鳥肌が立ったとも書かれていました。 そして、番組で曲がオンエアされると、「生まれて初めてファンレターなるものをもらった」とも。 因みに井上氏は、第１回放送のラストで「男は死人だった」と出てくる、その死体役を演じたヒトでもありますww。

思った以上に同志がいて嬉しい。ラストシーンで主人公が沖まで舟を漕いで、金塊をおしげもなく海に捨ててしまうシーンは今も忘れられない…。昔のNHK少年ドラマシリーズは名作が多かった。映像技術は古くても中身が濃い。

「つぶやき岩の秘密」素晴らしいドラマと素晴らしい楽曲の組み合わせは当時としては 力が入っていた気がします。 このドラマは未だにＶＨＳで持っています。いまだに時々出してきて見ています。 いつ見ても飽きませんし最後の海に金塊を落とす場面は忘れられませんね。

貴重な音源をありがとうございます。 あのころ中学生だったガキは、つぶやき岩の秘密も、金パも、そしてピコも大好きでした。でも、この三つが結びついていることは知りませんでした。 今でも三戸浜にときどき出かけます。40年が過ぎて景色が変わってしまうのは当然なのですが、つぶやき岩の中に入って波の音を聞いていると、時代を越えて当時に連れ戻してくれます。いつまでも記憶の底に残っている風景が蘇ります。

いい時代だったよなあ～　石川セリのこの主題歌は、当時スッゲエ痺れたなあ～

鐘の音が響くオープニングシーン小学校５年生の夏が鮮やかによみがえる。

実はこのドラマの主題歌「遠い海の記憶」は、1974年8月～9月に「NHKみんなのうた」で放送されておりました。 映像は実写でした。 残念ながら、その映像は見つかっておりません。 その当時(1961~1979)の「みんなのうた」の映像や音声を視聴者提供などで探す「NHKみんなのうた」の「発掘プロジェクト」が、2021年12月31日をもって、終了するらしいです。この曲以外にも、たくさん発掘対象曲が、まだ後356曲もあります。もったいない…。素晴らしい企画だったのに…。

こんなテープが残っていたなんて！あぁ懐かしい。。。 アップをありがとうございます。 布団に入ってラジオのイヤホン耳に、こっそり聞いたことを思い出します。 金曜パックには石川セリさんも作曲の樋口康雄さんもゲストにいらしたことがありましたよね。声が聞きたいです！

先日図書館で新田次郎の文庫を探していて発見。少年ドラマシリーズのだ！新田次郎なの⁉内容は正直覚えてなかったけど、おしゃれな主題歌はずっと覚えてた。少年ものに限定するには豪華すぎるくらいの原作と曲。こんな良質のもの、無くなった気がします。家族でDVD見よう🎵

本屋で文庫本を見つけえて読んだ勢いでここを見つけました。懐かし～ 放送当時は11歳だったので話は全く覚えていませんでしたが曲はずっと覚えてました。 「ぼくがぼくであること」の”南風”と共に忘れがたい曲です。

ミドリブタパックでこの曲を、はじめから最期まで聞いたとき、鳥肌が立ちました。

永遠の記憶ですね

いつか大人になって、ふと気付いたものは、小学生5年の時、クラスの中で一番明るい女の子が教えてくれた。思いやり、優しさ、素直さ、純真な心だった。

@fairlightcmi3 様 三戸浜の集落の風景は変わってしまっていますが、つぶやき岩の周辺の海は少年ドラマシリーズの名残りを今でも十分に残していると思います。 小生が最初に出かけたときは、何の下調べもせず春の大潮の日に出かけました。記憶にあった海岸線の光景だけを辿って、つぶやき岩の洞窟に導かれました。晴雄のハーケンもそのままです。とても感動したのを覚えています。 是非お出かけください。

ようやく新田次郎氏の原作が新潮社から復刊されました。 文庫本を手にしながら三戸浜を巡ってみるのも面白いかもしれません。 時間を経ても変わらぬものに出会うことができそうです。 秘密の洞窟から海を眺めてていると、 時間を越えてあの頃に戻れそうな気がします。

「鵜の塚の嘆きに答う彼岸島」 俳句が暗号になっていましたね。

@S36520 様 こんにちは。 本当に名曲ですね。 時間の都合もあってか、全部放送してくれる事ってあまり無かったと記憶しているのですが．．． 「つぶやき岩の秘密」「ベルベットイースター」「ひとり唄 」「歌いたいの」「六本木心中」（桃井かおり）等々、今でも気に入っている曲は、林さんの番組で教えてもらいました。 林さんに感謝です。

@NicholasMachiavelli1 様 はじめまして。 つぶやき岩の中に入られたのですか。 私も数年前、無性にロケ地に行きたくなって、ネット上の情報をかき集め行こうと計画したのですが、決行出来ないまま今に至っています。 当時既に白髭さんの家は朽ち果てて、木々の中に埋もれてしまって近づくことも出来ないとありました。 岸壁のハーケンとカラビナはまだ残っているのでしょうか。 亀さんの家は、神社のトンネルの入り口は．．．どうなっているのかな？ 紫郎の家も火事で焼失してしまったそうですね。 変貌してしまった今の姿を見て、失望してしまうのではないかという戸惑いも有ります。 でも、いつになるか分かりませんが、大潮の日に行ってみたいと思っています。

はじめまして。 林美雄さんの番組でこの曲を知り、そして「つぶやき岩の秘密」と言う素晴らしいドラマを知ることになりました。 番組での音楽は、ボーカルにリバーブがかけられリミックスされています。 もしよろしければ聴き比べてみて下さい。 今日７月９日は３９年前（昭和４８年、１９７３年）、「つぶやき岩の秘密」の第一回が放映された日ですね。

@reikot2002 様 こんにちは、貴重な情報ありがとうございます。 うち1回はセカンドアルバム発売の頃ということですので、林さんが水曜パックに返り咲いてからですね。 正直、水曜パックになってから林さんのパックを聴くことが少なくなってしまいました。 苦労多かるローカルニュースに私がデビューしたのが水曜パックになってからなのですが、それすら聞き逃してしまい、翌日同級生に「おまえのニュース読まれてたぞ。」と言われて知ったくらいです。 セリと陽水が出会った運命の放送は運良く聴くことができましたが．．．（男の感で何かやばそう．．．と思っていたら、案の定結婚してしまいましたね。） セリ、ユーミン、陽水、拓郎、豪華なゲストでした。 夜のヒットスタジオにセリが出演した時の録画が実家の何処かに有ります。 曲は「いろ、なつ、ゆめ〜彩・夏・夢」 もし運良く見つかったらアップしたいと思います。 スタジオパークからこんにちはにも出演していましたね。 「八月の濡れた砂」を歌ったのですが、出トチやって恥ずかしそうにしてました。 樋口氏のアルバム是非聞いてみたいと思います。

はじめまして。 おっしゃるとおり、原作者をはじめ、制作者達が真摯に創った、一言で言えば「子供だましではない作品」だと私も思います。 新潮文庫「つぶやき岩の秘密」の巻末にある解説に、次のような一文がありました。 「つぶやき岩の秘密」は、いずれ少年になり、大人になっていく、愛する小さな二人の孫達のために書かれた。 そこには少年が大人になるときに経験する痛みや勇気、どうしても通らなければならないイニシエーションが書かれている。 ．．．と、まさにhouraikosince1986様が言わんとしていることだと思いました。 わたしはアニメ好きなのですが、昔のアニメは著名な方（ＳＦ作家等）が脚本を書いているものがいくつもあります。 また、主題歌も有名な作詞家、作曲家が手がけているものが沢山あります。 最近のアニメは番組オリジナルの主題歌が少なくなり、手抜き感を感じてしまい、ちょっと物足りないですね。

@reikot2002 　様 林さんの番組に樋口氏がゲスト出演していたとは知りませんでした­。 セリと一緒に出演していたのでしょうか。 聴き逃したか、聴いていたとしても誰だか分からずに聴いていたの­ではないかと思います。 「つぶやき岩の秘密」（遠い海の記憶）は７４年にシングルが発売­されるまで、林さんの番組でしか聴けない曲でした。そんな訳で毎­回期待しながら林さんのパックを聴いていたように記憶しています­。 最初に買ったLP「パセリと野の花」をさっき確認したら、「八月­の濡れた砂」以外は全部樋口氏の作曲によるものだったんですね。 このアルバムでは「八月の濡れた砂」が注目されがちですが、私は­大御所「伊藤アキラ」氏作詞の「野の花は野の花」と「村の娘でい­たかった」の方が好きでした。

返信をありがとうございます。 小生の周辺でも原作に初めて接して感動された方が何人かいらっしゃいます。 ７ページにある地図だけを頼りにしても三戸浜を散策できます。 秘密の洞窟も捜し当てられると思います。

@fairlightcmi3 様 お二人ご一緒に出演されたのを2回聞いたことがあります。 うち1回はセリさんのセカンドアルバム発売の頃でした。 録音に立ち会った樋口さんが「ファーストの時より歌のテクニックが うまくなっている」などとお話しして、セリさんは照れていました。 「つぶやき岩の秘密」狙いで眠い目をこすって毎週ラジオを聴いたのは 私もまったく同じ！ 「パセリと野の花」とほぼ同時期に樋口さんの1st.アルバム「abc picoファースト」が出ているのですが、こちらにはセリさん作詞の曲が4曲入っています。 私はお二人による作品が大好き♪ 「パセリ･･･」なら「聞いてちょうだい」、「abc･･･」なら「あのとき」がお気に入りです。若々しい恋する気持ちがストレートに書かれていて、当時心から共感したものでした。今でも胸きゅん♪です。

名曲ですね！ ベストアルバム『Re:SERI』ではリマスターされた音質の良いサウンドが聴けますよ。 ダウンロードもOKだったはずです。 このヴァージョンは本当に珍しいです。 どうもありがとうございました。

takayoukiful　様 はじめまして。 私は「タイムトラベラー」しかリアルタイムでは見ていなかったのですが、「NHK少年ドラマシリーズ」です。 菊容子さんの命日は４月２９日なんですか、知りませんでした。 水戸黄門の再放送で何回か出演されているのを見たことがあります。 生きていられたら色々な番組で活躍されたていたのではないでしょうか。 今更ながら残念ですね．．．

@NicholasMachiavelli1 様 ありがとうございます。 近いうちに、是非行ってみたいと思います。

かっこいい

fairlightcmi3様、ご返事をどうもありがとうございました。ご指摘のとおり　『Re:SEXY』です。間違えてすみません。確かに、おっしゃる様に僕も「つぶやき岩の秘密」DVD（７２年収録当時）のダブルユニゾンの、エンディングのピッチの低さとズレはとても気になっていました。（まさしく、本当によくOKが出たなぁ。）と残念でした。 『Re:SEXY』（2008年度盤）では、アルバム『ときどき私は』（すでに持っていらっしゃるかと思いますが…）に収録されているテイクのオープニングギターの２小節を省きスタートし、全体的に音圧、音質が上昇してボーカルもサウンドもクリアーになっています。 従来の音の小ささがクッキリと改善されています。僕自身は「Re;SEXY」ヴァージョンでは、ユニゾンのズレやピッチの低さは、さほどに気にならず、音質の良さに結構満足していますよ。 ちなみに「mora」というダウンロードサイトで１曲￥200でした。他にダウンロードできるサイトをご存知でしたら教えてくださいね。試聴してより良い音質のサイトからCD保存したいと思っています。宜しくお願いします。

NicholasMachiavelli1　様 こんにちは。 復刊の情報ありがとうございました。 諸般の事情があって、未だにロケ地に行くことが出来ていません。 高校生の時、友人に勧められた「孤高の人」を読んで以来、新田次郎氏のファンになり、ほとんどの著書を読んだつもりでいましたが、この「つぶやき岩の秘密」は何故か見逃していました。 原作とドラマはどの様な違いがあるのでしょうか．．． 先程Amazonでオーダーしてしまいました。 久しぶりに新田次郎氏の文庫本を読んでみたいと思います。 ありがとうございました。

放送当時は小学生として、ドラマの方に感動していた世代ですので、音楽の方で同時進行的にこういう事があったとは知りませんでした。びっくりです。 それにしても、「たかだか」子供向けのドラマだというのに、この力の入りようは何でしょう？　もちろん、演奏とか録音とかは万全じゃない部分も多かったとは思いますが、それでもあの最終回の、紫郎が金塊を運び出す～エンディングに至る、ノンストップの音楽…　少年ドラマ史上に燦然と輝く、空前絶後の名劇伴だと思います。 それはドラマの方も同じで、予算や撮影期間の都合上、中途半端になってしまったエピソードが多数あるのは、皆様ご指摘の通り。でも、全体として、それらが醸し出す空気が、最終回の白ひげさんの独白へと集約していく方向性は、見事だったと思います。…そうそう、少年ドラマというのに、人が山ほど死ぬ事も。子供向けだからと言って、こういう事を避けていては、感性育ちませんもんねぇ。 「子供向け＝簡単・わかりやすい」ではない、という哲学を持った制作者たちの渾身の一作に、リアル少年時代に出会えた事に感謝です。そして、この名曲は、その象徴だと思っています。

これはNHKのなんとかというドラマシリーズでしたっけ？ そういえば、このドラマのヒロインって「好き！すき！！魔女先生」の菊容子さんですね。 ４月２９日に命日を迎えますね。

残念だけど内容は全く覚えていません😵 少年が船から何かを棄てるようなシーンがあったような、なかったような⁉ ただ、この曲はバッチリ覚えています。

皆　同じ年代の方がコメントしているよぷですま。

こんにちは。 数週間前、原作を手に入れ早速読みました。 ドラマと違う部分（ドラマが原作と違うと言った方が正しいのでしょうね。）が多々ありますが、読んでいてどんどん引き込まれてしまいました。 購入してから４～５回読み返してしまったでしょうか。 読み返す度に、何か奥に有るものに気付くといった感じです。 ドラマで疑問に思っていた、岸壁に立っていた「安」が忽然と消えてしまったトリック、原作を読んではじめて納得出来ました。（ドラマではうやむやになってますからね。） 原作を読んで、まだ戦争の余韻が残っていた私の子供の頃を思い出すと同時に、おどろおどろした（この表現が適切かどうか判りませんが）当時の日本が持っていた何かを、この曲（特にイントロ部分）は内に秘めながら表現しているなと改めて感じました。 この本を片手にいつか訪れてみたいと思います。 ありがとうございました。

wave3758 様 はじめまして。 ベストアルバムの情報ありがとうございました。 セリのアルバムは最初の３枚とゴールデンベストしか持っていません。 その後の曲は聴いたことがないので、機会がありましたら是非聴いてみたいと思います。 アルバムタイトルですが「Re:SEXY」でしょうか？ 「Re:SERI」というのが見つからなかったもので．．． 「遠い海の記憶」は大好きな曲ですが、個人的に残念な部分があります。 自分の歌に後から自分の声をかぶせるオーバーダビングをしていると思うのですが、ある部分（「とおり過ぎた冷たい風を～」のフェードアウトする部分）の音程がずれていて、endが合っていないのです。 レコーディング時のディレクターだか、プロデューサーがどうして「ＯＫ」を出してしまったのか、疑問に思うと同時に残念でなりません。 大好きな曲なので「完璧を求めたい」と思うのは私だけでしょうか。 新しいテイクで．．．ということがあれば嬉しいのですが．．． 長年思っていたことを書いてしまいました．．．すみません。

wave3758 様 こんばんは。 詳しい方とは知らず、くどい表現をしてしまい申し訳ありませんでした。 私以外にもユニゾン部分が気になっていた人が居て、嬉しいような、悲しいような．．． レコードプレーヤーが使える状態にないので定かではないのですが、シングル版（１９７４年発売、B面：海は女の涙）の「遠い海の記憶」も確かオープニングのギター２小節分なしで始まったと思います。 後から発売された「ときどき私は・・・SERI」版を聴いた時、リフレインが不自然に感じました。 素人なのでよく分かりませんが、りマスターするとそんなに変わるのですか。 どれだけ良くなっているか、「Re­;SEXY」バージョンを聴いてみたいと思います。 いろいろと情報ありがとうございました。

原作とはラストシーンが明らかに違っていたような印象ですが、記憶違いでしょうか？