2000年頃のオーディオ機器は成熟して居ります。
考え尽くされた回路設計、高性能で高寿命な部品、
徹底的に管理された品質重視の生産工程、どれを
見ても高い技術レベルです。
PCは発展途上品です。スーパーコンピューターを
見れ理解出来ます。同じコンピューターが沢山
並べられて居ります。PCも8コアとか言って複数の
CPUが内蔵されて居ります。そもそもCPUはICで
集積回路と訳されます。ICの中身はトランジスター
の集合体で昔は10個とかでしたが今は数百万個
以上の集積度でどんどん増え続けて居り微細加工
技術の開発が進んで居ります。
真空管アンプもシングルエンドなら出力管が1本、
パラなら出力管が2本と増やします。
PCでは必要とする処理速度がもっと早くもっと早
くと消費者が要求するので新しいPCが開発され買
い替え需要を満たします。しかし、真空管アンプ
の場合は画期的な真空管等が出ない限り買い替え
の欲求は出ないでしょう。
時代の進歩という言葉に騙され新しい物が全て良
物だと思い込む人が居ます。間違いです。
人が作り出した物の中には極めつくされこれ以上
無い程に完成された製品が存在します。
①バイオリンのストラディバリ然り
②江戸時代の職人の手による筆然り
成熟、完成の域に達した製品は時代が変わっても
一級品、一流品の品格を保ち続けます。
オーディオ機器の中にもそうした一級品、一流品
と呼べる製品が存在する思います。
1.何故、真空管アンプは無くならないのか?
音質、操作性、耐久性
2.何故、ヴィンテージ管が人気なのか?
成熟、希少性
3.WE 300B物語
憧れと挫折
91Aアンプ・・電源トランス352E、
チョークトランス221G、インプット
トランス285E、出力トランス171A
結論)
オーディオ機器の買い替えの必要は無い
50年以上使える性能、デザイン、操作性が有る
厳しい品質管理、一流メーカー、高級機は
一級品、一流品の品格を保ち続ける。
#オーディオ
#Audio survival
#Audio
21 авг 2024