真っ二つに割れたウェットカーボン製のエアロを修理するお話です。
カーボンと言っても市販のウェットカーボンパーツなので使用するのはFRP積層用のポリエステル樹脂になります。
基本的にはガラス繊維で作られている普通のFRPエアロの補修と同じ手順ですが、異なる点としてポリパテが使えない事と、カーボンの目をなるべく損ない様に直す必要があります。
カーボン繊維が切れている為に完全に元通りにはなりませんが遠目に見ればわからない程度には修復できたかと。
塗装等の仕上げに関しては、エアロパーツの持ち主にお任せしているので、動画にはありませんが取り付けた写真が動画の最後に出てきます。
富士スピードウェイで行われた2020 SR ALL STAR MEETINGに間に合わせる為にコンパウンド研磨のみで塗装はしていないそうです。(紫外線で樹脂がバキバキになるのでクリアを吹くなど要対策です。)
【目次】
0:00 はじまり
0:17 壊れた箇所の確認
1:07 破損個所の削り(歪み取り)
1:59 部品の固定(養生テープと木枠)
4:18 ガラス繊維の準備
4:51 FRP積層(ポリエステル樹脂の含侵)
7:45 FRP硬化後の粗削り
9:05 カーボン表面の補修(ピンホール埋め)
12:08 表面硬化後の処理
13:56 車体に取り付けた図
この動画が何かしらのお役にたてれば幸いです。
#エアロ補修、#FRP修理、#ウェットカーボン
7 авг 2024